ペット大学|犬猫うさぎの飼い方や病気

うさぎはペットショップで買うな【注意すべき12のポイント】

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うさぎはペットショップで買うな【注意すべき12のポイント】

 

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うさぎを買うならペットショップ?

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注意が必要なペットショップもあるぞ

 

うさぎを飼いたいから、ペットショップを探しているという人は一旦ストップです。

全てのペットショップが、健康なうさぎを売っているとは限らないのをご存知ですか。

良いペットショップ、良いうさぎを見分ける事が出来ないと、良いうさ生活は送れません。

この記事では、あなたに合う、健康的なうさぎを選ぶ方法15個をまとめました。

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うさぎの入手方法4つ

ペットショップ

そもそもうさぎを入手する方法は、ペットショップだけではないことをご存知ですか。

大まかに分けて4つの入手方法がありますが、それぞれ良い所、悪い所があります。

違いを理解出来れば、自分に合った方法で、うさぎを手に入れられるでしょう。

もしかするとペットショップで探さない方が、あなたに合っているかもしれません。

MEMOうさぎは真夏の厳しい暑さや、ムシムシした梅雨時の気候が苦手です。

また寒い冬は温度管理をしっかりしてあげないと、体調崩すことがあります。

幼い仔うさぎを迎えるには、気候が穏やかな春や秋がおすすめです。

ペットショップ

  • メリット:自由にその子を観察できる
  • デメリット:親の様子が分からない

ペットショップでは、うさぎがケージに入った状態で並べられている事が多いです。

そのため、うさぎの姿や行動、健康状態を自由に観察してから決める事が出来ます。

うさぎの飼育に必要な用品が、その場で揃えられる事も大きなメリット。

残念ながらうさぎの親の様子が観察出来ないので、スタッフに聞いてみましょう。

分からないことも多いので、どんな子に育つのかの情報が一つ減るのはデメリット。

MEMOうさぎ専門店のような専門性の高い所であれば、グッズも充実しています。飼い方について更に詳しく話を聞くこともできるでしょう。

全てのペットショップではありませんが、うさぎの売り方が雑なペットショップもあります。良いペットショップ、健康なうさぎを見定める正しい目が必要です。

ブリーダー

  • メリット:専門知識が豊富
  • デメリット:基本的に1種類のみの扱い

ブリーダーとは、動物の繁殖を専門に行なっている人や業者のこと。

特定の品種に絞っていることが多いので、その品種の知識や飼育経験も豊富です。

そのぶん、他の品種については取り扱っていないことも。

ペットショップのように見比べることができないのが、大きなデメリットでしょう。

しかし、ペットショップでは中々見れない、珍しい品種などを取り扱っていることも。

どの品種を飼うのか決めている場合に、おすすめです。

MEMOホームページを開設していることが多いので、ネット調べていくことになります。

ただし、購入する際は必ず訪問し、自分の目で直接確認してから決めましょう。

知人から譲り受ける

  • メリット:費用が抑えられる
  • デメリット:タイミング次第

うさぎは1回で4〜10匹ほど生まれるので、タイミングが良ければ譲り受けるのも手。

仔うさぎには生後6週間まで母親の母乳が必要です。

母乳をしっかり飲むことで、免疫力がついて健康な体がつくられるからです。

譲り受けるのは、完全に離乳し胃腸の状態も安定した、生後8週間以降が良いでしょう。

繁殖予定の人を探して仔うさぎを見せてもらい、生後8週間まで待つ流れです。

MEMO近親交配だと健康上のトラブルが起こりやすいです。近親交配ではないことも確認しておきましょう。

プロではないため、譲り受けたら動物病院を受診し、健康状態を確認する必要もあります。

里親募集から里親になる

  • メリット:性格や体調が安定している
  • デメリット:しつけが困難な場合も

インターネットやうさぎの雑誌で、里親を募集しているのを活用する手もあります。

ある程度成長しており、性格や体調が安定している場合が多いので飼いやすいでしょう。

ただし、前の環境でしつけがされていないと、新しい飼い主になれにくい場合もあります。

無料で手に入り、動物愛護にも貢献できますが、手続きが面倒な場合もあります。

なるべく見に行ける地域から選び、引き取る際にも直接、健康状態を確認しましょう。

MEMO里親募集に出ている子は、飼い主の事情で飼えなくなってしまった子、ペットショップでは販売できない子、学校で増えすぎてしまった仔うさぎなど様々です。

ペットショップの販売環境は良いか

劣悪な販売環境

健康なうさぎを迎える上で、良いペットショップ選びはかかせません。

うさぎを買うときだけでなく、飼っている間も用品の購入でお世話になります。

気に入らない、障害があったら返品・交換すれば良いと考えるのはトラブルの元です。

直接うさぎと対面し、自分の目で飼育環境を確かめてから決めることが大切です。

MEMOうさぎは薄明薄暮性なので、昼間はほとんど寝ていて夜になると活発になります。

ペットショップに見に行く時は、うさぎが活発になる夕方6時以降にしましょう。

昼間はおとなしくしていた子が、夕方から活発になることもあります。

1.店内や飼育環境は清潔か

ケージの中が、食べ残しや排泄物等でいつまでも汚れていないか確認しましょう。

フードや排泄物が散らかっているような環境では、うさぎが病気になりかねません。

何匹も一緒に狭いケージで暮らしている場合は、病気にかかっている恐れがあります。

清潔な環境できちんと飼育されていないペットショップは避けましょう。

2.うさぎは生後何ヶ月か

うさぎは生後3週間位から離乳を始め、普通のフードを食べるようになります。

生後2ヶ月に満たない場合は、胃腸が安定していないデリケートなうさぎが多いです。

生後1ヶ月半以降、できれば生後2ヶ月以上のうさぎをお家に迎えるようにしましょう。

あまりにも早く売られている場合には、利益重視のペットショップなので避けましょう。

3.うさぎに関する知識は豊富か

初めてうさぎを迎える時はわからないことだらけですよね。

不明点や不安なことがあればスタッフに積極的に話しかける必要があります。

選び方や買い方を聞き、詳しくアドバイスしてくれるショップが良いでしょう。

忙しそうにしていて中々話しかけにくかったり、言葉を濁すショップは良くありません。

4.扱っているグッズは豊富か

うさぎと暮らし始めてからも、消耗品の購入などでペットショップとの付き合いは続きます。

フードや消耗品、ケア用品などの品揃えが豊富かどうかもチェックしておきましょう

品揃えが多いと、それだけ飼い主さんの悩みを解決できる可能性も広がります。

安いものから少し高い良いものまで、満遍なく揃えているところは利用しやすいです。

健康なうさぎが売られているか

押し込められたうさぎ

うさぎを家族として迎えるからには、少しでも長く一緒に暮らしたいものです。

うさぎに元気で長生きしてもらうためにも、出会いの場での健康チェックは欠かせません。

スタッフに、うさぎの普段の様子を聞いておくのも重要です。

ケージから出してもらい、近くで体つきや毛並み、体の各部位を見せてもらいましょう。

MEMOできるだけ実際に体に触らせてもらい、健康チェックをしましょう。

体に触れるのは慣れていないとなかなか難しいものです。

ペットショップのスタッフなどに抱っこしてもらいながらしっかり確認してください。

5.目やには出てないか

涙や目やにが出て、目の周りが汚れていないか。

目がしょぼしょぼしていないかを確認しましょう。

パッチリと目が開いている子が健康なうさぎです。

6.鼻水は出てないか

鼻水が出たり、鼻の周りが汚れたりしていないか。

くしゃみをしていないか確認しましょう。

呼吸が荒く、呼吸音が聞こえるうさぎは病気の可能性があります。

7.耳の中は綺麗か

耳の内側の汚れ、ただれ、かさぶたなどはないか。

嫌なにおいがしていないか確認しましょう。

基本的に健康的なうさぎに耳垢は出ません。

8.口の周りは綺麗か

汚れが出たり、口の周りがよだれが垂れていないか。

前歯の噛み合わせは正常か確認しましょう。

噛み合わせは簡単にチェックできないので、店員さんにお願いする良いです。

9.怪我や脱毛はないか

触ると痛がるところはないか。傷や脱毛はないか。

前足が鼻水やよだれで汚れていないか確認しましょう。

足の裏に怪我や脱毛がなく毛で覆われているかもチェックが必要です。

10.フケやかぶれはないか

フケや傷、かさぶた、赤みやかぶれ、脱毛等はないか。

毛並みが綺麗で艶があるか確認しましょう。

指でかき分けたり、息を吹きかけるとよく見えます。

11.フンや尿で汚れていないか

おしりの周りがうんちやおしっこで汚れていないか。

うんちはコロコロしているか確認しましょう。

茶色のコロコロしたうんちなら健康の証です

12.ご飯は食べているか

痩せている場合には栄養不調などの原因が考えられます。

せなかを触って見て背骨を感じる場合には痩せている証です。

牧草やペレットなどの食事を、きちんと与えられているかも確認をしましょう。

買う前に確認しておきたいこと

購入時のチェックリスト

良いペットショップ、良い子を見つけられても、すぐに買って帰ってはいけません。

仔うさぎは非常にデリケートで、環境が急変すると一気に体調を崩すこともあります。

できるだけ環境を変えないよう、店員さんに現在の飼育環境を聞いておきましょう。

うさぎを迎え入れてから、こんなはずじゃなかったと後悔しないよう。

よく話を聞いて納得した上でかけがえのない我が子を選ぶようにしてください。

うさぎの品種や性別

品種や性別によって、性格や行動に違いが見られる場合もあります。

自分の生活リズムや環境にあい、求めている性格に近い子だと仲良くなりやすいです。

事前に確認し、それぞれの特徴について調べておきましょう。

両親の性格や特徴

両親うさぎの特徴や性質が遺伝することもあるので、可能であれば聞いておきます。

ペットショップの場合には分からないことも多いのですが、聞いて損はありません。

もしも一緒に生まれた兄弟が同じお店にいれば、その子の健康状態もチェックします。

どんなフードだったか

うさぎの腸はデリケートなため、急に食事が変わると体調崩すこともあります。

牧草やペレットの、種類や量を聞いて、最初は同じものを与えるようにしましょう。

新しい環境に慣れてきたら飼い主さんの好みで変えることもできます。

どんな飼育環境だったか

うさぎは環境の変化に敏感で、急に変わるとストレスを感じます。

床材やケージ内のセッティングを確認し、できるだけ再現する必要があります。

とはいえ、ケージやトイレは飼い主さんの生活に合わせたものが良いです。

無理に同じものを揃えなくて良いので、最初だけレイアウトを揃え、少しずつ変えましょう。

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まとめ

うさぎを買うにはペットショップ以外にも様々な方法があります。

それぞれ一長一短ありますので、飼い主さんに合った方法で探すのが良いでしょう。

最も一般的なのはペットショップですが、残念ながら利益重視のショップもあります。

ペットショップの販売環境と、うさぎ自身の健康チェック、店員さんへの確認が重要です。

一緒に長く生活するので、健康なうさぎを販売しているショップで購入しましょう。