ペット大学|犬猫うさぎの飼い方や病気

【賃貸、一人暮らしにも】うさぎがペットにオススメな理由6選

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【賃貸、一人暮らしにも】うさぎがペットにオススメな理由6選

何かペットを飼おうと思っているけど賃貸アパートで飼育できるペットは何だろう。一人暮らしで寂しいけどコミュニケーションを取れるペットは何だろう。

ペット人気が再熱している中、一人暮らしや賃貸暮らしにはうさぎがオススメ。

可愛さだけではなく、飼いやすさなどから犬猫やハムスター、フェレットなどと比べて何故オススメなのかをまとめました。

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あんまり鳴かず静か

賃貸物件に住んでる方がまず気になるのが周りに鳴き声や物音などの騒音トラブルではないでしょうか。

うさぎは殆ど鳴かず、たまに泣いても「ブゥ」と低く響かない声で鳴く程度です。ケージの中を活発的に動き続けるわけでもないので、物音も静かで騒音に悩むこともありません。

たまに不機嫌だと足ダンと言われる後ろ足を床に打ち付ける行為をすることはありますが、起こった時に行なう行為の為、頻度が高いわけでもありません。

犬猫ではどうしても鳴き声が大きく響くため隣人の目を気にしていしまいがちですが、うさぎは被捕食者の為、目立ってしまうような行動はとりません。騒音トラブルなど周りが気になる方は小動物がオススメです。

コミュニケーションが取れる

うるさいとダメなので小動物が良い。けれどもコミュニケーションが取れないと飼う意味がないという人にはうさぎやフェレットがオススメです。

ある程度サイズがあるため寿命は7~10年と長く、ハムスターやモルモットと比べて長く付き合えます。

個体差はありますが、自分の名前を覚えたり、甘えるエサをおねだりする程度の知能もあり、しっかり愛情を注いであげれば必ず返してくれます。

ケージから出してあげると「撫でて!撫でて!」とすり寄ってきたり、歩いていると足の周りや間を走り回ったりして可愛いですよ。鳥やフクロウなどの鳥類も知能は高いですが、もふもふしたいという人には少し大きめの哺乳類がおすすめです。

臭くない

ペットは飼いたいけど、臭いが部屋や服に付いてしまわないか、周りの人やパートナーに嫌がられないか心配ですよね。

うさぎは完全草食動物の為、うんちや尿が雑食のフェレットに比べて臭いません。人間もお肉や魚などを食べたときの方がうんちは臭いですよね。うさぎ自体にも殆ど臭いは無くほんのりと牧草の甘い匂いがする程度です。

そんなこと言っても学校の飼育小屋は臭かった気が…
学校の飼育小屋が臭うのはしつけをしてないこととでトイレを覚えていないことで身体に糞や尿が付いてしまっていること、多頭飼いで大きな小屋の為、掃除が行き届いていないことが原因となります。

うさぎはしつけることでトイレを覚えることが出来、トイレシーツやトイレ砂の上に糞やおしっこをすれば臭いません。そもそもうさぎの糞は丸く乾燥しており臭わないため先入観さえ捨てれば直接触れる程です。

糞に関しては自然に出てしまうこともあるため全てをトイレで行うのは無理ですが、ペットとして人気のためケージも掃除しやすく清潔に保てるよう進化しており、トイレ以外で行ってもすのこの間から下に落ちて身体につかない様になっています。

気になる人には食糞という行為が気になるかもしれませんが、うさぎは消化しにくい草を腸で発酵させて食べ直すことで吸収率を上げています。普段の糞が臭わないのは、しっかり吸収された後の残りカスのだからです。

毎日掃除をしてあげればケージが臭う事は無く、掃除自体も一日一回5~10分ほどで簡単に出来るようになっています。トイレのシーツか砂を変え、すのこの間から落ちた牧草や糞を引き出しを引いて集めて捨てる程度です。

それでも臭いが気になる人は、3倍吸収のトイレシーツを使ったり、糞や尿の臭いを抑えるエサを使う、ペット用の消臭スプレーなどで予防することが出来ます。

大きすぎず場所を取らない

一人暮らしや賃貸で気になるのが飼育スペースがどれくらいなのかですよね。場所を取ってしまう、広いスペースが必要だと独り暮らし用の間取りだと厳しい場合も。

うさぎの場合は基本的にケージの中で過ごす為、ケージが置けるスペースがあれば大丈夫です。品種やうさぎのサイズによって必要なサイズは変わってきますが、大体60㎝×40㎝前後で、一畳の半分行かない程度です。

可能であれば毎日、難しい場合は週2~3回程度ケージから出して運動させると良いですが、こちらも広いスペースが必要な訳ではありません。個体によって変わってきますが、1畳程度あればよい子が多いです。

どうしても部屋でケージの外に出すのが難しい場合はうさんぽという手もあります。

うさぎ自身のサイズも、ペットショップにおいてある品種であれば体長25~40㎝、体重1~2㎏程度で、ひざの上に乗せられる位のサイズになります。

世話がしやすい

忙しいあなたは世話をしきれるかどうかも心配なはずですが、うさぎはペットとして人気があるので専用のエサやケージが用意されていて世話しやすいようになっています。

エサは基本的にペレットと牧草だけでオッケー。専用のものが年齢に合わせて用意されているため、入手に困ることもありません。

毎日やる事は基本的には朝夜の系2回エサと水の補充で5分ずつ、掃除は1日一回やれば十分で夜に5分から10分程度行えば良いです。

散歩が必要無く、ケージから出してあげるだけで良いので朝忙しい人でも大丈夫。お休みの日など時間があればブラッシングを行なってあげると清潔に保つことが出来ます。

価格も犬猫に比べるとハードルは低く、ミニうさぎであれば10,000円いかず、人気のネザーランドドワーフやホーランドロップイヤーも20,000~50,000円程度で購入することが出来ます。

ケージなどの初期費用20,000~30,000円程度、月々も3,000~5,000円程度に収まります。ただし、病気の際の病院代はかかるので、心配な人は保険に入るなど対策し、最後まで面倒を見るようにしましょう。

可愛い

最後はやっぱり可愛いことです。耳が垂れてる子、毛の長い子、色々な模様があり自分のお気に入りの子を探すのも楽しいです。

撫でているとなんとも言えない幸せそうな顔で気持ちよさそうにし、個体によってはすり寄って来たりも。

人懐っこくない子もいますが、マイペースでダラダラしてたり、ゴロゴロしているのを見ているだけでも癒されます。

普段忙しい人程、休日や夜、沢山癒されて欲しいと思います。

注意点

多くの賃貸物件はペットの飼育が禁止されていて、ペット不可の物件では犬猫はもちろん、うさぎなどの小動物も禁止されています。

ペットが禁止されている理由は床や壁を傷つけたり、騒音、臭いなどの衛生面が心配され、家主さんにとって維持費が高くなってしまう危険性があるからです。

しかし、うさぎの場合は基本的にケージで飼うことが出来、においや騒音の心配も犬猫に比べると少なくなるため、大家さんや不動産会社に相談するとペット不可の物件でも許可をもらえることが多々あります。

実際、筆者の住んでいるマンションもペット不可の物件ですが、不動産会社から大家さんに相談していただき許可を得て飼育することが出来ています。

後々のトラブルを避けるためにも、必ず不動産会社や、大家さんに確認しておいた方が無難でストレスなく飼育することが出来ます。