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うさぎの飼い方・飼育法|初心者が知っておくべきこと

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うさぎの飼い方・飼育法|初心者が知っておくべきこと

うさぎを飼おうかなとと思っているそこのあなた。
でも、初めて飼う場合、何が必要なもので、どれくらい費用が掛かるのか心配ですよね。

安心してください。餌の上げ方や、温度調整、トイレトレーニングなど、おうちに向かい入れてから慣れてくれるまでの飼育方法をまとめました。

これを読めば、うさぎをケージから出した時に、自分からもふもふさせに来てくれること間違いなし。
愛うさぎとの幸せライフを手に入れましょう。

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うさぎってそもそもどんな動物?

ペットとしてのうさぎ

うさぎは、草食動物でペットとしては温厚な方です。
サイズも25~40㎝程度と犬や猫と比べて少し小さい上に、鳴き声も小さいことで、アパートでも飼いやすく、ペット不可の場合でも家主さんに相談すれば飼って良かったりすることが人気の理由でしょうか。

種類は豊富で150以上にもなります。上記の性格やサイズも種類や個体によって変わってきます。
自分の生活や環境に合った子を選びましょう。

平均寿命は約7〜8年と言われており、寒さには強いですが、暑さには弱い動物です。
大体16℃~22℃ぐらいが適正気温と言われていますが、そこから外れたからと言って途端に調子が悪くなるようなことはありません。(子供・高齢・病気のうさぎは抵抗力が弱いため気を付けましょう)
温度調整はクーラーで調整するのが良いでしょう。

うさぎの飼いやすさ

さて、うさぎといえば「寂しいと死んでしまう」という噂があり、飼うのが大変なのではないかと心配されている方もいるかもしれません。
しかし、これは全くのウソ。

確かにうさぎは捕食される側の生物なので、環境の変化に強い方ではありません。また、草食動物のため、常に胃腸を動かしておく必要があり、12時間以上の絶食は危険な状態になる可能性があります。

ただ、ずっと餌を食べてなかったら弱るのはどんな動物でも一緒ですよね。
ペットとして人気の動物であり、飼い方も普及している為、環境が変化する飼い始め等の注意点さえ押さえておけば、比較的飼いやすいペットかと思います。

においは気になる?

ペットを飼う上で気になるのがにおいですが、犬や猫に比べると、うさぎはそれほど臭いません。
何故なら草食動物の為、肉を食べないからです。

また、ウサギ自体にもほとんど臭いが無いため、悪臭になるとすれば、糞尿がゲージやうさぎ用品についてしばらくたってしまったパターンが多いかと思います。

今はペット用シーツに優秀なものが多く、ウサギやペット専用の消臭スプレーもあるため、うまく活用して臭いを防いでいきましょう。

うさぎはしつけ可能?懐くの?

犬猫ほどではありませんがしつけることは可能です。
トイレを覚えることもできますし、しつければある程度言うことを理解して行動してくれます。
よほどのことが無い限り噛むこともありませんし、慣れてくるとすり寄ってきて撫でろと言わんばかりに座り込んだり、指を舐めてきたりもしますよ。
抱っこさせてくれるようになれば、色々甘えてくれるでしょう。

うさぎの飼育に必要なもの・必要なこと

最初に買うべきもの

ケージ

部屋の中で放し飼いの方が広々として良いと考えがちですが、かじると良くないものがあったり、つるつる滑る床に足を取られたりと落ち着かないため、落ち着いていられる場所が必要です。

やはり、うさぎ専用のケージが良いでしょう。
うさぎのケージで特に重要なのが床材です。床材が硬かったり、不衛生だったりすると足の裏に炎症が起きてしまいます(ソアホック)。
また、ウサギの骨は簡単に折れてしまうため、足が挟まったりすると危険です。

木製すのこ

金網タイプに比べて暖かいので保温性があり、かじることでストレス解消にもなります。
ただし、排泄物等が気にしみこむと手入れが大変です。
また、かじったところに突起が出来てけがを招いたり、隙間が開いて足を挟む可能性が出てきます。
まだ足が細かったり、一カ所でじっとしているような子に向いています。

金網タイプ

排泄物が下に落ちやすく壊れにくい、手入れが楽というメリットがあります。
一方で爪が引っかかってけがの原因になったり、金網をかじることで歯が折れたりの可能性もあります。
足を挟まない、足の負担を少なくする上でも、網目の細かいものを選びましょう。
手入れが楽なのでおすすめですが、あまり大きい子や足裏に毛が少ない種類の子だと負担が大きかったり、音がうるさいかもしれません。

プラスチックタイプ

洗い流しやすく、足がはまりづらい形状の穴が空いているタイプもあるので安心です。
ただ、洗い流しやすいのですが、臭いまでは取れなかったり、穴が大きいと足を挟む可能性が無いわけではありません。
手入れが楽で、足の負担は一番少ないと言われているためおすすめですが、足のサイズと穴のサイズをよく比較してから買いましょう。

実際、うさぎの為の完璧な床材はまだありません。どのような床材が良いかは諸説あるのが現状です。
手入れのしやすい金網かプラスチックをベースに、牧草をシート状にしたものを引いてあげる場所を作ったり、複数の床材を組み合わせるのが良いでしょう。

また、必ず引き出し型のトレーが付いているものにしましょう。圧倒的にフンや牧草の掃除が楽になります。値段が変わってきますが、無いと必ず後悔します。

他にも、給水器が設置し易かったり、尿の飛び散りカバーが付いているもの、キャスター付きでケージ周りも掃除しやすいもの等、細かい所も助かる機能もありますので、必ずうさぎ専用のケージを使いましょう。

餌入れ

餌が入れられればなんでもよいと思いがちですが、専門のものを買った方が良いです。
ポイントとしては重みがある、またはしっかりと固定できるものです。
理由はうさぎがエサ入れをひっくり返して、掃除が大変だったり、餌を無駄にしてしまうからです。
いくつか種類を紹介しましょう。

陶器タイプ

うさぎがひっくり返せない程度の重さで、顔を下に突っ込めない、がたがたしない底が平らなものが安心でしょう。
また、ふちが丸くなっているタイプはうさぎも食べやすくお勧めです。
重たいといっても人間にとっては苦にならないので、簡単に取り出して餌を補充できるのがメリットです。
固定するタイプだと高さがあって食べづらそうなどあれば、こちらがおすすめです。

ケージに固定できるタイプ

こちらもしっかり固定できるタイプならひっくり返されることはありませんが、ただ引っ掛けるだけのタイプなどは避けましょう。
基本的には餌の補充もしやすいですが、ケージの形や取り出し口の位置によっては難しい場合があります。
ワンタッチで外せるタイプもありますので、掃除も便利です。
「陶器だとうさぎが餌入れを動かしてうるさい」ということもめったにありませんが、どうしても気になる場合にはこちらがおすすめです。

トイレ

大きな個体は四角い方がやりやすそうな印象ですが、大きな違いはありません。
ケージのサイズに合わせて選ぶのが良いでしょう。

また、砂を場合とシートの場合があります。
砂はトイレで流せるタイプが便利で消臭力が強いですが、シーツよりも割高で手間がかかります。
シーツは掃除が便利で吸水力もありますが、燃えるゴミに捨てないといけないので、悪臭化することもあります。

牧草入れ

うさぎは常に何か食べていないと腸が弱ってしまうため、飼育する上での必需品になります。
いくつか種類があるため、飼い方に合わせたものを選ぶのが良いでしょう。

直置きタイプ

上が空いている箱のような形で牧草を上から入れるだけで補充できます。
引き出して食べるタイプに比べてこぼれ落ちることが少なく、牧草を無駄にしない、食べた量が分かりやすいメリットがあります。
トイレが上手くできない子は牧草にトイレをしてしまう可能性があるのがデメリットです。
おしっこの臭いがしみこみづらい陶器でできたものや、体が入らないような形状、サイズのものであれば大丈夫でしょう。

引き出しタイプ

網目の間から牧草を引っ張り出して食べてもらうタイプです。
おしっこを牧草に掛けられる可能性はほとんどなくなりますが、牧草を挟むために手間がかかり、補充がしづらい点がデメリットです。
上が空いており、補充しやすいタイプもあります。

その他

固定しないボール型のものであったり、かじり木も兼ねるタイプなど牧草入れは種類が豊富です。
固定しないタイプは牧草の追加が非常に楽ですが、牧草が散らかりやすく、物音がしやすいデメリットもあります。
かじりきタイプはうさぎの歯の手入れまで兼ねてくれますが、長く使えないのがデメリットです。

給水器

水皿だとこぼしてしまったり補充が手間かと思いますので、ノズルが付いていて先端のボールが動くことで水が出てくる固定式のタイプが良いでしょう。
商品ごとに大きな違いはありませんがノズルの太さとうさぎのサイズがあっていないと飲みづらかったりすることもあるようですので、うさぎ専用のものがおすすめです。

かじり木

うさぎは本能としてかじらずにはいられない生き物です。
ストレス発散や歯を摩耗させるために必要なことですので、ゲージなどをかじらないよう、かじり木を与えてあげましょう。
木の種類によっての違いは特に無いようですが、間違えて食べてしまうこともあるので、ウサギ用のかじり木を与えてあげましょう。

グルーミング用品(ブラッシング)

うさぎの飼育初心者が一番何を買えばよいのか分かりにくいのがグルーミング用品(ブラッシング)ではないでしょうか。
色々な商品がありますので、今回は最低限の情報に抑えます。

ブラシ

毛の柔らかいタイプ、毛が針金のような硬いタイプ等様々です。
毛の柔らかいタイプはうさぎも慣れやすいため、最初はおすすめですが、あまり毛が取れないこともあります。
毛が硬いタイプは非常によく毛をとることが出来、換毛期にも大活躍ですが、押さえつけすぎるとうさぎがけがをする恐れもあります。
うさぎに合わせて買う必要がありますが、よくわからない!という方にお勧めなのがラバータイプ。
うさぎを傷つけることなく、毛を取る力もあるので、どんなタイプでもマルチに対応してくれる万能なやつですが、うさぎの種類によって違うこともありますので、やはり定員さんに聞くのが一番でしょう。

グルーミングスプレー

無くても大丈夫ですが、あれば便利なものです。抜け毛が浮いてきますので、ブラッシングを嫌がるようであれば時短できるので良いかもしれません。

コロコロ

服や床についた毛を集めるのに使います。100均に売っているもので構いません。

グルーミング集毛器

これもあれば便利です。空気中にまう毛を集めてくれるもので、吸い込み口の近くでブラッシングすると結構な毛を集めてくれます。フィルターは100均の排水口用水切りフィルターで補充可能です。小さいお子さんがいるご家庭などではあったほうが良いでしょう。

キャリアケース

突然のけがや、調子を崩してしまった時には急いで病院に行きたいもの。でも、キャリーケースが無いと外に連れていくのも一苦労です。
すぐには必要にならないかもしれませんが、買っておいた方が良いでしょう。

爪切り

うさぎ専用の爪切りを使いましょう。うさぎの爪は丸いため、人間用の爪切りでは上手く切れません。
小さなはさみタイプがおすすめです。

その他

お散歩用のリードや、落ち着かない子のための巣箱等、すぐには必要にならない、場合によっては必要ないものもあります。
うさぎの飼育に慣れてきたら、ペットショップで色々な用品を見るのも楽しいですよ。

うさぎの飼育にかかる費用

生体

ミニウサギ(雑種)の場合は5,000円~10,000円、純血種の場合は30,000円~100,000円と幅広いです。
ミニウサギは小さいうさぎだと勘違いされやすいですが、雑種の為、どれくらいのサイズになるかは不明瞭です。

ケージなど「最初に買うべきもの」に記載した用品

大体20,000~30,000円程度かかります。

毎月の消耗品

餌、シーツ、牧草、おやつ等が大体居合わせて3,000円~5,000円程度かかります。

治療費

動物病院によって費用は変わってきますが、ペット保険(任意)に入ってない場合は5,000円~数万円程度かかります。

さて、実際に飼うとなるとどんな生活になるのか、世話しないといけないことにどんなことがあるのか。飼育の流れをまとめてみました。

うさぎの飼い方~購入からうさぎが慣れるまで~

1日の飼育の流れ

朝ごはんと牧草の補充、お水の交換をしましょう。
牧草を入れておくことで日中おなかがすいたら牧草を食べてくれるので、腸の動きが止まることが無くなります。

一人で勝手に遊んでくれます。日曜日などの休日には「うさんぽ(お散歩)」に連れて行ったり、ブラッシング、爪切り(月に1~2回)などを行っても良いかもしれませんね。定期的に健康診断に行くのも良いです。

夜ごはんと牧草の補充、お水の交換、トイレやケージの掃除、ブラッシング。
世話をしている間にケージから出してあげて運動させてあげると良いかと思います。その後ブラッシング等でスキンシップを取ってうさぎを癒しながら、自分も癒されてください。

深夜

ケージに戻してあげて、落ち着かせてあげましょう。うさぎは夜行性と思われがちですが、薄明薄暮性動物なので、明け方(薄明)と夕方(薄暮)に活発になる動物です。もし、夜うるさいようであれば、運動不足を疑ったり、使っている道具が音の出やすいものになってないか見直した方が良いかもしれませんね。

うさぎはお迎えして最初が肝心

うさぎは草食動物の為、非常にストレスに敏感です。環境の変化は特にストレスがかかるため、お家に迎え入れて1週間は特に注意して見てあげましょう。
とは言っても、初めてうさぎを飼う方は、何に注意すればいいかもわからないはず。
下記にまとめてありますので、しっかり読んで楽しく過ごせるようにしましょう。

そもそも生後2か月以内のうさぎを飼わない

ちっちゃなうさぎが可愛い、小さい時から一緒に過ごしてあげたいという理由から、生まれたばかりのうさぎを飼いたがる方がいますが止めておきましょう。
生後1か月の子ウサギは特にストレスに弱く、環境の変化などで簡単に死んでしまう可能性が高いです。
そもそも、生後間もない子うさぎをペットショップで求めても断られると思います。もし、おすすめするようであれば危険なペットショップだと思ってください。

迎え入れる当日

まずはケージを組み立てましょう。その間はキャリアケースに入れたままにしておいてください。いきなり広い場所に出されるとパニックになったり、全く知らない場所だと一気にストレスがかかり、急死してしまう可能性もあります。

ケージを組み立てたら、今度は給水器や牧草入れ、トイレなどの設置です。出来るだけペットショップの設置位置に近づけてあげてください。
それだけでもストレスを軽減してあげることが出来ます。
また、自分と同じ匂いの付いたものがあると落ち着くことが出来る為、ペットショップでその子が使っていた道具などを譲り受けると良いかもしれません。

お迎えして1~2日

最初はなるべく干渉しない様にして、極力ストレスを与えない様にしましょう。
ケージをのぞき込んだり、触れたりも世話をするため以外にはしない様に。そのため、なるべく静かで、あまり前を通らないような位置に設置するのが良いでしょう。

餌や水、牧草の補充、シーツの交換等があると思いますが、個体によっては触られるのを非常に嫌がる子もいます。
近くでガザガザ世話をしたり、べたべた触れたりしない様に、世話の間はキャリアケースの中に入れておくとよいでしょう。

お迎えして3日~1週間程度

だいぶ慣れてくる子が多いと思いますが、まだまだストレスのかかりやすい時期の為、ケージからは出さない様にして、ケージ越しでのスキンシップを計りましょう。

ケージ越しであれば撫でてあげたり、餌を上げても大丈夫ですが、嫌がるようであったり、近づいてこないようであれば無理をしない様に。長くても10分以内のスキンシップと我慢して下さい。

早く触れ合いたくてウズウズすると思いますが、これから時間はたっぷりあります。

お迎えして1週間以降

ケージの外に出してみてもOKです。ただし、初めて場合は10~20分以内に抑えるようにしましょう。
この時、部屋の中の匂いを嗅ぎながらうろうろすると思いますが、コード類や壁紙、家具などをかじることも多いです。
もともとそういう生き物なので、かじられて困るようなものは片付ける、ガードするようにしましょう。

また、抱っこや撫でるために追いかけたりはやめましょう。ウサギは慣れてくると後ろを付いて回ったり、座っていると自分からすり寄ってきたりします。
うさぎの方から近寄ってくるようになるまでじっと我慢です。

少しでも調子がおかしければ

さて、ここまで読みながら世話してきたあなたは、だいぶうさぎの飼育にも慣れてきていると思います。
それでも何があるか分からないのが動物というものです。

いつもよりご飯を食べない。うんちが固まってない。じっと固まって動かない。ちょっとしたことかもしれませんが、早期の発見であれば薬を飲むだけなどで直る場合もありますし、遅ければどうしようも無くなってしまう場合もあります。

自分でこれくらいは大丈夫と判断せず、必ず近くの病院に連れて行ってください。
うさぎは専門外の場合もありますので、ペットショップで買う際に聞いておくと良いかもしれません。

最後に

長々とうさぎの飼育について書きましたが、注意点を守って飼えば、あまり難しくない生き物です。

最初は慣れないことや、うまくいかないこともあるかもしれません。
中々懐きにくい子もいます。
それでも愛情を持って接していれば必ずかわいい所が見つかったり、その子なりのアクションを返してくれると思います。

是非これを読んだ人がうさぎとの幸せペットライフを過ごせるように願っています。