ペット大学|犬猫うさぎの飼い方や病気

うさぎが怒る時、喜ぶ時の表情は?原因と対処法

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うさぎが怒る時、喜ぶ時の表情は?原因と対処法

 

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わたし無表情かしら

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よく見ると分かりやすいぞ

 

うさぎに表情はあるの?なんとなく無表情な気がするから何を考えているのかわからない。怒っているのは分かったんだけど原因も分からないし、どうすれば良いのだろう。

初めてうさぎを飼う場合にはうさぎの気持ちや対処方法がわかりにくいですよね。

うさぎは意外と表情が豊かなので、その違いを見分けれるようになれば、どうしてうさぎが怒っているのかが分かってきて対処もしやすくなるでしょう。

この記事ではうさぎの表情についてと、考えられる原因、対処法をまとめました。

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うさぎに表情はあるのか

物思いにふけるうさぎ

うさぎは一見無表情に見えますが、機嫌の良し悪しが表情にも現れます。

特に目にはうさぎの気持ちがよく出ているので、じっくり観察してみてください。楽しい時と不満な時の違いは一目瞭然のはずです。

その他、耳や鼻、口などにもうさぎの気持ちが現れているので注目してみましょう。顔を見てうさぎの気持ちがわかればあなたもうさぎマスターです。

最も気持ちが分かるのはしぐさ

 

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自然と体が動いちゃう

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気持ちが入ってるね

 

うさぎは身体全体を使って様々な行動やしぐさをすることによって気持ちを表現します。

うさぎを飼うのが初めての場合はしぐさから気持ちを読み取るのが一番分かりやすいでしょう。

ただし、年を取ってくると動きも鈍くなってくるので、同じ感情の行動と表情を結びつけて見ておくと表情だけで気持ちが分かるようになってきます。

尻尾にも表情がある

 

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短いから分かりにくいかも

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短いから可愛いぞ

 

チャームポイントである小さくてかわいいうさぎのしっぽ。短いのでなかなか分かりづらいですが、尻尾を動かしていることがあります。

もちろんそこにもうさぎの気持ちが現れているので、よく見て観察してみましょう。

ただし長年うさぎを飼っていても尻尾振っているのを見たことがないと言う飼い主さんも多いようなので、しっぽの動きにも個体差があるのかもしれません。

うさぎが怒っている場合

怒っているうさぎ

うさぎが怒っているからといって落ち込む必要はありません。人間と同じようにちょっと虫の居所が悪かったということもあるからです。

それよりも早めに怒っているのかどうかに気づいて、深入りしない、わがままであればいうことを聞かないことが大切です。

うさぎが怒っているときの表情やしぐさ、考えられる原因と対処をまとめました。

表情

 

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怒ったら目を見開いて毛を逆立てるよ

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猫の威嚇に近いかもしれんのう

 

怒っている時は目が飛び出るのではないかと心配になる程、目をカッと見開きます。

耳を後ろ側に倒して毛を逆立て、体が引き気味のときは攻撃的な気分になっているので、無理に触ってはいけません。

興奮していると鼻の動きもいつにも増してさらに速くなり、激しくヒクヒクと動いています。これらの表情が見られたら噛まれないように注意しましょう。

しぐさや尻尾

 

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足ダンは分かりやすいでしょう?

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わがままでやっている時は無視じゃ

 

うさぎが怒っている時には後ろ足で地面を叩きつけて音を出す足ダン(スタンピング)やうさぎパンチをする場合もあります。

他にも、危険を感じると尻尾の裏を見せているようにぴんと立てて仲間に危険を知らせます。

威嚇をしているときにもこのしぐさをすることがあるので、むやみに手を近づけないようにしましょう。

原因や対処

うさぎが怒る原因としては主に下記の5つのような原因が考えられます。

怒っている時にはうさぎやケージ内のものに無理に触ろうとせず、原因を取り除いて落ち着くまで待ちましょう。

  • 突然の大きな音や強い光
  • 餌のあげ忘れによる空腹
  • 掃除し忘れによる臭い
  • 触って欲しくない時に無理に触ろうとする
  • 抱っこや保定など身体の自由を奪われる

特にメスの偽妊娠中や、思春期でわがままになっている時期は怒りやすく、ケージ内のものを触ろうとしたり、ケージの外に出して欲しい場合にも怒ることもあります。

わがままの場合は上下関係を勘違いさせないことも重要です。抱っこは飼い主さんのペースで降ろし、ケージも決まった時間以外は出さないようにしましょう。

喜んでいる時

喜んでいるうさぎ

うさぎが喜んでいる場合には、なぜ喜んでいるのかを理解し、同じように今後も喜ばせてあげることが大切です。

うさぎの好きなことや喜ぶことが分かれば、しつけやコミュニケーションはぐっと楽になります。

うさぎが喜んでいるときの表情やしぐさを理解し、理由を探るようにしましょう。

表情

 

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楽しいと目がキラキラするの

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思ったより分かりやすいのう

 

楽しく遊んでる時は、目をパッチリと見開いています。人間と同じで嬉しかったり楽しいことがあると、自然と目がキラキラしてくるのでしょう。

耳はいつも通りですが、興奮しているとピンと立っている場合もあります。

鼻の動きも不規則に早くなっていることが多いのですが、嬉しい時は動き回っていることが多く、よく見えないかもしれません。

しぐさや尻尾

 

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楽しいと走り出すの

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ミュージカルみたいじゃな

 

喜んでいる時には動きが活発になり、突然ダッシュしたり、急に垂直跳びを行ったりします。

犬と同じで、大好きなおやつをもらったときなど、ご機嫌だったりうれしいときには尻尾を振る子もいます。(発情しているときに尻尾振ることもあるようです)

身体いっぱいに喜びを表現するので、突然何事かとびっくりする飼い主さんもいるようですが、表情を見れば喜んでいるのは一目瞭然です。

理由や対応

 

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また同じことをして欲しいな

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甘やかしすぎない加減が大事じゃ

 

ケージから出してもらえた時やおやつをもらえた時、たくさん褒めて撫でられた時などに喜びを表現してくれます。

可愛いので落ち着くまで様子を見て、怪我をしないようにだけ注意しておきましょう。

なぜ喜んでくれたのを覚えておけばしつけなどにも使えますが、自分からおねだりしてくる時に答えてしまうとわがままになってしまうので問題行動の場合は答えないように。

リラックスしている時

リラックスしているうさぎ

うさぎがリラックスしている時には一気に仲良くなるチャンスであると同時に、邪魔をしてはいけません。

飼い主さんの行動がきっかけでリラックスしてくれている時には同じ動作を続け、うさぎが自分でゆったりしているときにはそっとしておく必要があります。

それぞれを見分けるためにもリラックスしているときの表情やしぐさは把握しておくようにしましょう。

表情

 

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あー気持ちいい

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眠そうにも見えるのぅ

 

撫でられて気持ちときは、目を細めたりつぶったりして、とても気持ちよさそうにしています。のんびりとリラックスしてる時もまぶたが少し下がって見えるでしょう。

耳を寝かせてお腹を床につけたり、体を伸ばしている仕草をしている場合はさらにリラックスしている状態です。ゆっくりさせてあげましょう。

嗅覚が優れているうさぎは、普段からヒクヒクと鼻をよく動かしていますが、リラックスしているときには一定のリズムでゆっくりと動かすようになります。

しぐさや尻尾

 

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あくびは眠いわけじゃないんだよ

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リラックスしておるのじゃな

 

ブラッシングをしている時や撫でているときに、歯を細かくカチカチ鳴らすことがあります。そんな時はとても気持ちが良くリラックスしている気分でいます。

痛みを我慢している時にも歯ぎしりをすることがありますが、その場合はギリギリと力強いので見分けるのは簡単でしょう。

他にもあくびをする、前足を残したまま後ろに体重を移して伸びをする、完全に横になって手足を伸ばしているなどがリラックスしているときの動作です。

理由や対応

 

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寝てるのか倒れているのか分かりづらい?

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鼻の動きが一定なら大丈夫じゃ

 

身体や頭を撫でてもらって気持ちが良い、ブラッシングに慣れて飼い主さんを信頼している、ケージの中で安心しているなどでリラックスします。

リラックスしている時にはうさぎも幸せな気持ちになっているので、そのまま同じ動作を続けるか、静かに邪魔しないようにしましょう。

完全に真横になっていると本当に寝ているのかぐったりしているのか分からず心配になりますが、鼻の動きが一定かどうかを見れば判断できます。

そのほかの表情

悲しい目をしたうさぎ

うさぎの感情表現は意外と多様で、怒ったり、喜んだり、リラックスした表情だけでなく、悲しんだり緊張したり、甘えたりと色々な表情を見せてくれます。

今回は代表的なものだけ紹介していますが、うさぎによっても感情表現は異なるので、前後の行動や原因などから、その子だけの表情についても知っていきましょう。

行動ごとの気持ちや、鳴き声ごとの気持ちについても別記事でまとめてあります。

警戒している時

 

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危険がないか確認しているよ

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心配性じゃからのう

 

耳が良いうさぎは音に敏感です。気になる音がしたり、危険を察知すると耳をぴんと立てて警戒します。レーダーのように音がする方向に耳が立つのも特徴です。

他にも、後ろ足で立つ、パニックになる、硬直する、ビクッと驚くなどがあります。

大抵は一時的なものなので無視して良いのですが、近くの工事の音や他の動物の存在など長期的にうさぎにストレスを与えるようなものには対策を打ってください。

痛みを堪えている時

強く奥歯を鳴らし、歯ぎしりのような音を立てているときは、痛いよ苦しいよと訴えています。

その他、うずくまる、痛い場所を触ろうとすると嫌がる、暴れるなどがあります。

よっぽどのことがないと強い歯ぎしりはしないのですぐに病院を受診しましょう。

まとめ

うさぎは無表情だと思われがちですが、目や耳、鼻などに気持ちが現れます。

うさぎが怒っている場合には原因を取り除いてあげる、喜んでいる時にはこんごも同じように喜んでもらえるように理由を探る、リラックスしていたら邪魔をしないことが大切です。

それぞれの感情を見分けるためにも、それぞれの気持ちの時にどのような表情やしぐさをしているのか把握しておきましょう。