ペット大学|犬猫うさぎの飼い方や病気

うさぎにサプリメントは必要?乳酸菌などの効果について

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うさぎにサプリメントは必要?乳酸菌などの効果について

 

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サプリメントなんて大層な

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上手く使えば効果を発揮するぞ

 

うさぎにサプリメントまで必要なの?効果がないのでは?

確かに効果のないサプリメントもありますが、上手く使えば効果的。

種類や効果を知って入れば、うさぎに健康で長生きしてもらえます。

この記事では、サプリメントの必要性や種類、与え方についてまとめました。

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サプリメントの必要性

色々なサプリメント

サプリメントとは栄養補助食品・健康補助食品のことです。

あくまで、足りない栄養を補うためのもの。

栄養ある食事や水を摂り、適度な運動・睡眠、清潔な環境があれば必要ありません。

しかし、飼い主さんも忙しかったり、どんなに気をつけても完璧な生活は難しいもの。

上手く使うことで、うさぎに健康で長生きしてもらう助けになります。

どんなうさぎに必要?

サプリメントには、様々なものがあります。

粒状、液体などの形状の違いだけでなく、成分によって効果も様々です。

  • 消化を助けるもの
  • 老化を防ぐもの
  • がんの発生を抑えるもの
  • 皮膚病や内臓疾患に効果的なもの

軟便が増えてきた、足腰が弱くなってきた、毛艶が悪く老化が目立つなど。

特に、健康に気を使う必要がある、8歳以上の高齢うさぎに良いでしょう。

必要かどうかの判断は?

気になる症状があるうさぎは、まず動物病院に連れて行き、健康診断を受けましょう。

そこで、獣医師から様々なアドバイスや、注意点を聞くことができます。

その際、気になっているサプリメントを使用することについて、相談すると良いでしょう。

事前にどのようなサプリメントがあるのか知っておけば、より具体的に話を聞けます。

代表的なサプリメントの効果

効果のあるサプリメント

サプリメント成分には、様々な種類があります。

まずは、どのようなものがあり、それぞれどのような効果があるのか把握しましょう。

症状によって、効果的なサプリメントは違います。

乳酸菌・納豆菌

 

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うさぎにとって腸内環境は大切ね

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野生のうさぎも草やきのみから乳酸菌を摂取しておる

 

人間にとってはヨーグルトでおなじみの乳酸菌ですが、うさぎにも効果があります。

腸内環境を整える効果があり、下痢や便秘、肝機能の低下が見られるうさぎに効果的。

実際、野生のうさぎは草やきのみから摂取し、腸内環境を整えています。

しかし、熱処理や乾燥させたフードがメインの、ペットうさぎでは不足しがち。

乳酸菌の働きを助ける効果がある、納豆菌と一緒に使うことでさらに効果を発揮します。

パパイヤ酵素

 

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毛づくろいしてたら毛を飲み込んじゃった

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パパイヤ酵素はタンパク質の分解を助けるぞ

 

酢豚にパイナップルで知られるパパイヤ酵素は、タンパク質を分解する働きがあります。

その結果、豚が柔らかくなり、美味しく食べられるんですね。※私は苦手…

草を食べるうさぎですが、毛づくろいのために、一定の毛を飲み込んでしまいます。

お腹の調子が良くないと、死亡率の高いことで知られるうっ滞を引き起こすことも。

消化機能の落ちる高齢のうさぎや、うっ滞の初期症状が見られるうさぎに効果的です。

ビタミン

 

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基本的にビタミンは必要ないわね

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病後や産後など、体力が落ちている時に効果的じゃ

 

ビタミンにはアンチエイジング効果があることで知られますが、基本的に必要ありません。

なぜなら、うさぎは体内でビタミンを生成することが出来るからです。

ビタミンC・Bに関しては、摂り過ぎても尿として排出されるだけ。

むしろ、ビタミンA・Dなどについては、過剰摂取による障害のおそれも。

病後や産後など、体力の落ちている時に与えると、回復を助けてくれます。

コエンザイムQ10

 

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アンチエイジング効果があるのね

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体力が落ちてストレスの溜まりやすいうさぎにオススメじゃ

 

これまた人間でもおなじみのコエンザイムQ10には、アンチエイジング効果があります。

ストレスを感じると発生する酵素には、からだの老化を促進する効果が。

コエンザイムQ10にはその酵素をやっつけるよう働き、老化を防ぐことが出来るのです。

病中、病後の体力が落ちているうさぎや、病気がちのうさぎに与えると良いでしょう。

ただし、発見当初は効果ありとされていましたが、最近は効果なしとするデータも。

プロポリス・アガリクス

 

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高齢になるとガンにならないか心配

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効果があればいいな程度に使うのじゃ

 

カタカナで言われると難しそうですが、プロポリスは蜂ヤニ、アガリクスは姫松茸です。

どちらも抗がん作用あると言われていますが、アガリクスは逆効果というデータも。

プロポリスは菌や腐敗から巣を守るために、ハチが樹液などから生成し、巣に使います。

ミイラの防腐剤など、古くから効果が認められており、天然の抗生物質とも。

ただし、自然の蜂が作り出した混合物なので、安定性やアレルギーの危険もあります。

キトサン

 

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ダイエットで最近よく聞くわね

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うさぎの場合は皮膚病のケアに使うのじゃ

 

人間にはダイエット効果があると言われるキトサンですが、うさぎに使う場合は違います。

皮膚病に効果があり、患部に塗ることで、皮膚の再生を早めると言われています。

また、うさぎが舐めて口から摂取しても安全で、内臓疾患に効果があるとも。

ソアホックや皮膚炎などの際に、獣医師に相談すると良いでしょう。

ちなみに、ダイエットについては否定するデータもあり、内臓疾患への効果も微妙かも。

オススメのサプリメント

勢いのあるサプリメント

では、実際にどのようなサプリメントがあるのか、オススメを紹介します。

粒状でペレットに混ぜるタイプや、水に溶かす液体タイプはもちろん。

サプリメントの敷居が高いという人に、おやつとして与えるペーストタイプやペレットも。

軟便・便秘のうさぎに

サプリメントとして与えるなら、安心できる大手のものが良いでしょう。

ジェックスはペット用品全般を取り扱う大手で、アルファルファのペレットでもおなじみ。

美味しいのか食いつきが良く、サプリメントをあまり食べないという子にもオススメです。

うっ滞・毛球症対策に

人間が食べても美味しい、ペースト状のおやつタイプです。

うさぎが喜んで食べてくれるのであげすぎは禁物ですが、ご褒美として良いでしょう。

パパイヤ酵素の力で、うっ滞・毛球症対策に良いサプリメントです。

病後や産後の体力回復に

基本的には必要ないビタミンですが、病後や産後の体力回復によいサプリメントです。

普段の飲み水に混ぜて使うタイプなので、うさぎも気にせずに飲んでくれます。

他におすすめのマルチビタミンもあったのですが、廃盤になったのでこちらを。

免疫力向上やがん対策に

免疫力の向上や、がんの予防にはプロポリスがおすすめです。

少し高いのですが、安物の刺激が強いタイプのプロポリスも出回っています。

高品質のブラジル産で、うさぎにも安心して与えられるまろやかな味です。。

サプリメントは敷居が高いという人に

いきなりサプリメントはちょっと心配で、敷居が高い人にはペレットタイプが良いでしょう。

イースターのバニーセレクションは、ペレットとしても一番人気の有名商品です。

スーパーシニアにはコエンザイムQ10やアガリクスが含まれています。

メンテナンス用にも、乳酸菌が入っていてお手軽です。

他のペレットに比べると少し高いですが、動物病院でもオススメされる安心のペレット。

サプリメントの与え方

病気のサイン・症状・治療

基本的に、動物病院で獣医師に相談した上で使用しましょう。

民間医療に頼るより、病院で治療を受ける方が効果的です。

治療を促進する目的で使う場合には、治療の妨げになる場合もあります。

使っても問題ない、効果があるかもしれない、この商品が良いなどの話も聞けるでしょう。

いつから?

 

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老化や気になる症状が見られたらね

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動物病院で健康診断を受けて相談じゃ

 

病院で何かしら病気の診断を受けた場合や、5歳以上での健康診断の際に相談します。

そこで、必要、念のため使っておきましょうということであれば、スタートです。

健康診断を受けていないという方も多いようですが、病気の早期発見に役立ちます。

爪切りついでに診てもらうなど、定期的に通うと病院に慣れてくれるでしょう。

病気の際、病院に行くストレスで悪化したとならないよう、かかりつけを見つけましょう。

どうやって?

 

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商品に記載されている用法・用量を守るのね

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勝手な判断は禁物じゃ

 

サプリメントは、固形のものから、粉状のものなど、種類が様々です。

基本的には、ペレットを与える際に、混ぜたり、振りかけて与えましょう。

一日の使用量や回数は、商品に記載されている量を守ります。

ペースト状の、おやつとして与えるタイプのサプリメントもあります。

食べない場合

 

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無理に食べさせる必要はないのね

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獣医師に進められているならペレットタイプが良いじゃろう

 

サプリメントを食べないからといって、気にしすぎる必要もありません。

あくまで補助食品なので、無理に食べさせようとするストレスの方が問題になります。

獣医師からも、治療の促進のために使おうということなら、サプリの形状を変えましょう。

固形のものは避けられやすいので、粉末のものをペレットにかけると食べやすいです。

また、乳酸菌など代表的なものは、混合されているペレットもあります。

まとめ

サプリメントは、あくまで栄養を補助するためのもので、基本的には必要ありません。

しかし、うさぎの症状によっては効果的に働くものもあります。

まずは、動物病院を受診した上で、使用するサプリメントや使用方法を相談しましょう。

サプリメントは、獣医師や商品に記載されている用法用量を守り、正しく使います。