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【タイプ別】うさぎが食べやすい、散らかさない牧草入れは

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【タイプ別】うさぎが食べやすい、散らかさない牧草入れは

牧草入れ選びのポイントは?と言われると難しいですよね。

うさぎが牧草を食べない、牧草を散らかす、牧草におしっこをかける、牧草入れをかじってしまうという悩みを抱えていませんか?

うさぎの主食は牧草。沢山食べて欲しいのに食べづらそうにしていたり、散らかしたりおしっこで無駄になることも多いですよね。色々な悩みを解決できるように様々なタイプの牧草入れが牧草フィーダーとして販売されています。

食べやすい、散らかりにくい牧草入れはどういったタイプのものなのでしょうか。材質や形状、便利な機能別にどんな子におすすめなのかまとめました。

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どんな牧草入れがあるのか?

全てを完璧に兼ね備えた牧草入れは残念ながらありません。

例えば散らかりにくいという悩みだけであれば、いくつかの候補が出てきますが、それだけで選んでしまうと今度は牧草を食べなくなったという問題が出てくることもあります。

牧草入れの特性は材質と形状の組み合わせで決まってきますので、どんな材質と形状があるのか理解し、どの組み合わせがその子に合っているのかを考えるとオススメの牧草入れは絞られてくるでしょう。

面倒な人はオススメの組み合わせだけ読んでも問題ありませんが、しっかり読めばそれぞれの材質と形状の性質を理解して後悔のない買い物ができます。

形状

形状は容量や散らかりにくさ、衛生面、食べやすさ、どれくらい場所を取るのかと補充のしやすさに影響してきます。

うさぎの特徴や飼い主さんがお困りのことに合わせて選ぶようにしましょう。

床に置くタイプ

補充のしやすさ   :★★★
食べやすさ   :★★
散らかりにくさ :★★
衛生面     :★
容量      :★★★
場所を取らない   :★

お皿のような形は多くなく、どちらかというと箱という言葉の方がぴったりくる大きさの牧草入れが多いです。箱のような形なので牧草を沢山入れることが出来、上から牧草を置くだけで補充が出来ます。

牧草が敷き詰められているような状態なので、うさぎが頭を上げずに食べることが出来る点で便利ですが、床に置いているので場所をとり、おしっこが入ってしまうのが難点です。

ポケットタイプ

補充のしやすさ:★
食べやすさ  :★★★
散らかりにくさ:★
衛生面    :★★
容量     :★
場所を取らない:★★★

ポケットに牧草を縦向きに入れるので、牧草が自然環境に生えているように設置することが出来、他の牧草入れでは中々食べなかった子も積極的に食べることが多いです。

牧草を抑えるためか奥行きが狭い為、床に置くタイプも壁にかけるタイプも場所も取りません。

一本引き抜くとそれにつられて他の牧草も抜けてしまうことがあり、散らかしやすいことと、丁寧に揃えて入れないといけないので補充が面倒で容量がないことが難点です。

引き出すタイプ

補充のしやすさ:★
食べやすさ  :★
散らかりにくさ:★★★
衛生面    :★★★
容量     :★★
場所を取らない:★★

牧草入れに穴が空いていてそこから牧草を引っ張り出すタイプと、縦に長い容器に網目状の抑えがついており、牧草を挟んで固定するタイプがあります。

形状はさらに多様で、下に受け皿があり、一緒に引っ張り出してしまった牧草も散らからないようになっていたり、受け皿にペレットが入れられるように工夫されており、餌入れとして使えるものや外付けタイプのものまであります。今回は他のタイプと性質が被らないよう、抑えがついていて受け皿が餌入れとして使えるタイプのものを評価しました。

圧倒的に散らかりにくく、おしっこがかかりにくい上、場所もそこまで取らないので人気の牧草入れですが、縦に長いことや餌入れが邪魔でうさぎの食いつきが悪いこともあるようです。いちいち抑えを上げて牧草を挟み込まないといけないので補充が多少手間でもあります。

ちなみに、穴が空いているタイプは食べやすさが上がり、外付けタイプは補充のしやすさが上がりますが、一番のメリットである散らかりにくさが下がってしまいます。

ボールタイプ

補充のしやすさ:★★
食べやすさ  :★★★
散らかりにくさ:★
衛生面    :★★
容量     :★★
場所を取らない:★★

牧草を多方向から食べることが出来、いろんな向きで牧草が出てくる為、上向きの牧草じゃないと食べないなどの子も牧草を食べてくれる牧草入れです。

ポケットタイプとメリットは被りますが、容量が多く、パカっと半分で開いて牧草を入れるだけなので、向きを揃えて入れる必要があるポケットタイプより補充がしやすいです。

デメリットとしては牧草が少なくなってくると牧草が抑えられず散らかってしまうことですが、一気に落ちてしまう可能性があるポケットよりは散らかりにくい可能性も。

もう一つのメリットであるボールとして遊べる点が1番の特徴になり、うちの子も楽しく遊んでくれいますが、若干うるさいなと感じる時もあります。

材質

材質はかじりにくさや安全性、衛生面に影響します。

ただし材質の関係上取れる形状が限定される可能性もあるので、形状とセットで考える必要があります。

木製

かじりにくさ:★★★
安全面   :★
衛生面   :★
取れる形状 :床に置くタイプ、引き出すタイプ

木材の牧草入れの場合、囓りにくさというよりはかじっても良いというのが正しいです。かじることで歯の調子を整えることが出来、歯の伸びすぎが起因する病気が多いうさぎには嬉しい素材ですね。

引き出すタイプのものもありますが、木で抑えている箇所をかじられると抑えが効かなくなる上、刺さる可能性もあるため危険です。

床に置くタイプはおしっこをしてしまう可能性があり、染み込んでしまうと匂いが取れずトイレと勘違いする可能性があるため衛生面の評価は低いですが、トイレでおしっこができる子にはかじり木としても使える為おすすめの材質となります。

プラスチック製

かじりにくさ:★
安全面   :★
衛生面   :★★
取れる形状 :床に置くタイプ、ポケットタイプ、引き出すタイプ

プラスチック製のため色々な形状が取れるのが特徴で、複雑な機能もつけることが出来、抑えがあるタイプの牧草入れのほとんどがプラスチック製です。

かじりやすいため安全性が低くなっており、複雑な形が多い分洗いにくいため衛生面も高い評価はつけられませんでした。

全体的に評価の低い材質ですが、多くの人が悩む牧草の散らかりを抑えで防ぐタイプに使える材質で、おしっこもかかりにくく、汚れることが少ないことを考えると総合的に見て衛生的です。

陶器製

かじりにくさ:★★★
安全面   :★★
衛生面   :★★★
取れる形状 :床に置くタイプ、ポケットタイプ、引き出すタイプ

かじりにくい上、おしっこが染み込まず洗いやすいことから衛生面の評価が高いです。形が変わらないので安全性もバッチリ。

良い所づくしのように思えますが、太さが必要で重たいため、抑えがありペレットも食べれる引き出しタイプの牧草入れになると大型になるか容量が小さくなってしまいます。

高価なものが多くなる点も注意です。複雑な機能を必要としないポケットタイプと相性が良いかと思います。

金属製

かじりにくさ:★★
安全面   :★★
衛生面   :★★
取れる形状 :引き出すタイプ、ボールタイプ

かじりやすいではありますが、それによって劣化することが少ないため、かじりにくさと安全面の評価は高めです。洗いやすくおしっこも染み込まないため、衛生面の評価も高くなります。

網目状になるため、多方向から食べられる形状のものが多く、食べやすい牧草入れが多いですが、その分全方向から抜け落ちる可能性もあり、スカスカになると抑えが効かず散らかりやすいのはデメリットです。

悩み別のおすすめの牧草入れ

形状や材質の特性を元に、販売されている組み合わせの中でオススメの牧草入れを選びました。

ここで紹介したもの以外にも条件に当てはまるものはあるため探してみるのも良いかもしれません。ただし、100均のものや手作りしたものはひっくり返しやすかったり、壊れると誤飲の原因になるためおすすめしません。

木製で置くタイプの牧草入れ

メリット :大容量、補充が楽、食べやすい、散らかりにくい、かじり木になる
デメリット:トイレが苦手な子には合わない、場所を取る

床に置くタイプなので補充を簡単にすることが出来、うさぎが下向きで牧草を食べることが出来ます。たくさん牧草をいれられ、散らからないようにするために、食べる面以外の壁は高さのある牧草入れが良いでしょう。

その場合、陶器だとかなり重たく、プラスチックだと噛んでしまうと良くないのでかじり木も兼ねられる木製のものが良くなってきます。

おしっこをしっかりとトイレででき、ケージのサイズも大きめの場合におすすめなのが木製の床に置くタイプになります。

プラスチック製で抑えや餌入れのある牧草入れ

メリット :牧草が散らかりにくい、おしっこがかかりにくい、場所をとらない
デメリット:仔ウサギや高齢のうさぎは食べづらい、かじりグセのある子は危ない

抑えがある上に、牧草が下に落ちても餌入れが受け止めてくれるのでうさぎが食べることが出来るため、牧草が散らかりにくく無駄にしません。壁に設置するため、おしっこが入ることに困っている人も気にせず使うことが出来ます。

餌入れと一体型になっているので場所を取らず、ケージが小さめの人にも浸かる点もポイントが高いです。

牧草を挟む形状のため身体の小さい仔うさぎや高齢で頭をあげるのがしんどいうさぎは上の方の牧草が食べづらかったり、手前のポケットが邪魔になって牧草まで届かない可能性もあります。

噛み癖がなく、元気な大人のうさぎには一番おすすめの牧草入れとなります。

陶器製でポケットタイプの牧草入れ

メリット :牧草の向きを気にする子も食べてくれる、場所を取らない
デメリット:牧草が一気に抜け落ちてしまう可能性がある、容量が少ない

うさぎによっては上向きに飛び出している牧草しか食べない、落ちている牧草は絶対に食べない、好みの場所からしか食べないなどこだわりがあり、中々牧草を食べない子がいます。

ポケットタイプであれば自然界に近い上向きの状態で牧草を設置することが出来、神経質な子でも食べてくれる可能性が上がります。

陶器製のものであればかじりにくく倒れにくいため、形が崩れて刺さるなどの怪我の心配もなく、ひっくり返す心配もありません。陶器のため洗いやすく衛生的に保つことができるのもポイント。

容量は少なくなってしまいますが、中々牧草を食べてくれないという子におすすめの牧草入れです。。

金属製のボールタイプ

メリット :食べやすく、容量もあり、補充も楽、ボールのおもちゃ代わりになる
デメリット:散らかりやすい、ボールで遊ぶ時の音が気になる人もいる

転がることで全方向から牧草を食べることができ、下向きでも食べられるので高齢のうさぎでも食べやすいです。いろんな飛び出方をするので、牧草のむきに敏感な子も食べやすくなります。

ぱかっと開いて牧草を入れるだけなので容量もあり簡単に補充できる点もポイントが高く、ボールとしても遊ぶことが出来るため、筆者のうさぎはこのタイプを使っていますが、ボールで楽しそうに遊んでいる姿を見ると嬉しくなります。

牧草はある程度散らかっても良いのでしっかり食べて遊んで欲しいという人におすすめの牧草入れです。

牧草が散らかる

どんなに良い牧草入れを使っていても、どうしても牧草が散らかってしまう場合、他の原因が考えられます。

これをすればどんな子も牧草を散らかさないという答えはないため、うさぎが牧草を食べている姿を注意深く観察してみましょう。

うさぎが与えている牧草自体を気に入っていない

うさぎが牧草自体を気に入っていない場合は、牧草をわざと散らかしてアピールをしている場合があります。

その場合は牧草の種類を変えて、硬さや栄養の違うものを与えてみましょう。何番刈りの牧草を使うかや、牧草の原料によって硬さや嗜好性は変わってきます。

牧草の種類については【年齢別】うさぎのエサやり方法と適切な量の牧草の項を確認ください。

うさぎが牧草の入れ方を気に入っていない

設置の仕方を変えることで散らかしを防ぐことが出来るようになるかもしれません。神経質なうさぎだと牧草がどのように飛び出しているかで食べるかどうか決める子もいます。

牧草を縦に揃えて入れる、もしくは横に揃えて挟むなど、向きを揃えて入れることで散らかりが減ったという報告は多いです。

折り曲げてしまうと引っ張り出しにくいのか食べないという子もいます。その場合は切って長さを揃えてあげるのが良いかもしれません。

牧草で遊びたがっている

穴掘りがしたくて牧草で遊んでいる可能性もあります。床に置くタイプで容量が大きいのに散らかる場合はこの原因が多いです。

穴掘り用のおもちゃがありますので、そちらを設置して様子を見ると良いでしょう。

牧草入れの中におしっこや糞をする

うさぎが入ってしまうことが出来る大きさの牧草入れや、床に置くタイプでお尻が乗るようなものだと間違えておしっこや糞をしてしまうことがあります。

不衛生で、特におしっこは牧草を一発でダメにしてしまうため、すぐに容器を洗い牧草を取り替えてください。匂いが付いてしまうとトイレだと勘違いして覚えてしまい、同じことを繰り返してしまいます。

特に木材タイプはおしっこが染み込みやすいため注意が必要です。こまめにチェックが出来ない、どうしても治らない場合は、おしっこが入らないタイプの牧草入れに変えてあげてください。

牧草入れの設置箇所は?

餌入れと同じく、出来るだけトイレから遠ざけて設置するようにしましょう。うさぎは綺麗好きなため、トイレと近いと牧草を食べない可能性がありますし、おしっこがかかってしまう可能性も上がってしまいます。

ペレットを入れている餌入れと並べて設置すると良いでしょう。餌入れと牧草入れどちらがトイレから遠い方が良いのか気になると思いますが、対角線に設置して入れば大した違いはありません。

それぞれの容器の大きさによって食べやすさを考えて設置するのが良いかと思います。牧草がケージの外に落ちるのが嫌だという場合は、一番角を餌入れにした方が牧草がケージの外に落ちる可能性がある面を減らせます

牧草入れは洗った方が良い?

牧草入れは洗った方が良いですが頻繁に洗う必要はありません。ちゃんと乾かしていないと牧草が湿気ってダメになってしまいますし、そこまで汚れるものでもないので、週に1回程度で良いでしょう。

特に木のタイプは乾かすのに時間がかかりますし、汚れるより先にかじられてダメになるパターンが多いと思います。

木以外のものは週に1回程度でも良いですが、おしっこがかかったり糞が入っていた際には洗ってタオルなどで拭くようにしましょう。

牧草の保存はどうすれば良い?

牧草の容量が少なく1〜2週間程度ですぐに消費してしまえる場合には密封用のクリップで問題ありません。

1ヶ月程度消費に時間がかかるような牧草は、牧草を入れる用の密封できる容器がお勧めです。牧草用の容器が売られていますし、カメラを保存する用の容器は密封性が高いようです。乾燥剤と一緒に入れて置くと牧草の劣化も少ないです。

保存場所としては直射日光が当たらない、涼しい場所が良いです。あまりないかもしれませんが、大量に買いだめて置く場合には暗くて涼しい場所に真空状態で置いて置くのが良いので、布団用の真空パックなどを使うと良いでしょう。