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うさぎの人気品種12種類のサイズや性格を徹底比較【短所も】

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うさぎの人気品種12種類のサイズや性格を徹底比較【短所も】

 

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うさぎは種類によって違う?

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サイズや性格も全然違うぞ

 

うさぎを飼おうか迷っている方は、どんな種類がいるのか気になりますよね。

うさぎは種類によってサイズや性格、カラーバリエーション、しつけのしやすさなどが変わってきますので、自分の生活リズムや環境に合わせた品種選びが重要です。

自分にあった品種が見つかれば可愛らしさも倍増、幸せなうさぎ生活をスタートすることができるでしょう。

この記事では日本で手に入る人気品種12種の特徴や短所だけでなく、うさぎを飼う上で知っておきたい生態や飼い方、必要な費用や注意点などもまとめました。

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うさぎにはどんな種類がいるの?

ライオンヘッド

現在、世界には150種類以上のうさぎが生息していると言われています。そのうち、飼いうさぎとしてARBA(世界最大のうさぎの協会)に認められている品種だけでも49種類。

学校で飼われるような短い毛に立ち耳のうさぎだけでなく、モップのように毛の長い子や、可愛らしく耳の垂れた子まで様々です。

人気品種12種類を見る前に、知っておきたい代表的な違いを3つを簡単にまとめました

サイズ

うさぎを飼う上で一番最初に気になるのが身体のサイズでしょう。大きく分けると3つのサイズに分かれます。

  • 小型種:体重1〜2kg、体長は25〜35cm程度
  • 中型種:体重2〜5kg、体長は30〜60cm程度
  • 大型種:体重5kg程度、体長も60〜100㎝程度

一番人気なのが小型の品種で、縦60㎝×横45㎝×高さ50㎝(3分の1畳)のケージを置くスペースが確保できれば良い手軽さが、一人暮らしや賃貸住まいの人に喜ばれています。

大きい品種ほどストレスや病気に強くなりますが、うさぎが大きければそれだけ大きなケージが必要となりますので、体格と部屋の広さのバランスを考えましょう。

毛の長さ

どれくらい世話が必要なのかを考える上で重要なのが毛の長さです。大きく分けると2つの長さに分かれます。

  • 短毛種:2〜3日に1回のブラッシングが必要
  • 長毛種:毎日のブラッシングが欠かせない

長毛種は手触りが良く、撫でているだけで癒されますが、毛玉ができやすいため毎日のブラッシングは欠かせません。

長毛種は抜け毛も多いので部屋の掃除の手間も増えますし、暑さにも弱いので温度管理も重要です。あまり時間に余裕がない人や初心者は短毛種を選ぶと良いでしょう。

耳の形状

うさぎの耳は立ち耳と垂れ耳に分かれており、それぞれの耳のタイプによって性格にも傾向があります。

  • 立ち耳:やんちゃで活発
  • 垂れ耳:穏やかでおっとり

好みで選んで問題ないところですが、垂れ耳は耳の中が蒸れやすく、立ち耳に比べると耳の病気にかかりやすい点に注意が必要です。

垂れ耳は日ごろから耳の内側の汚れやニオイなどをこまめにチェックし汚れていたら拭き取るなど、耳のお手入れが必要になります。

人気品種12種類

うさぎと花

前置きが長くなってしまいましたが、日本で人気の品種12種類を人気順に並べました。

やはり人気なのは小型種で、上位8種は全て小型種となりました。また、ここに記載した12種以外は日本での入手が難しいことが多く、専門のブリーダーを探すしかないでしょう。

ちなみに、賢さについては知能よりも人間に懐き、我が強くないか、しつけのしやすさを元に出しています。

ネザーランドドワーフ

ネザーランドドワーフと花

  • サイズ:0.8〜1.3kg
  • カラー:クリームのような薄茶色が人気
  • 毛の種類:短毛種
  • 性格:好奇心旺盛で活発的
  • 賢さ:人懐こいが気が強い面も
  • 特徴:短い耳、最小のうさぎ
  • 短所:神経質で攻撃的な子も
  • 寿命:5〜8年
  • 価格:2〜5万円

ぴんと立った短い耳が特徴で、飼いうさぎの中で最も小さいうさぎです。

仔うさぎの特徴が成長してもそのまま残る品種で、丸顔に大きくてまん丸な目、小さい身体と非常に愛くるしい姿から非常に人気があります。

人懐っこくトイレのしつけも比較的簡単ですが、少し神経質な傾向があり、気が強い攻撃的な子もいるので、やんちゃ坊主だと思っておくとよいでしょう。

健康面や飼育管理上のトラブルも少なく、体が小さい分せまいスペースで飼育出来るため、初心者や一人暮らしの方にオススメです。

ホーランドロップイヤー

ホーランドロップイヤー

  • サイズ:1.3〜1.8kg
  • カラー:白色にオレンジのポイントが人気
  • 毛の種類:短毛種
  • 性格:甘えん坊でおっとり
  • 賢さ:人懐っこいがマイペース
  • 特徴:垂れ耳最小
  • 短所:耳の病気、暑さに弱い
  • 寿命:6〜10年
  • 価格:2〜5万円

ネザーと並んで絶対的人気を誇る品種で、垂れ耳と丸っとした体格が特徴です。

垂れ耳が特徴のロップイヤーの中ではもっとも小さいことから人気があり、頭頂部にあるクラウンと呼ばれるモヒカンもポイントとして可愛らしさを引き立てます。

物静かでのんびりとした性格に、人の後をついて回る愛くるしさと人懐っこさも人気の癒し系のうさぎですが、耳の病気や暑さには注意しましょう。

垂れ耳を飼いたいけど小さい品種が良い、おっとりとした癒し系のうさぎが飼いたいという方にオススメの品種です。

ミニウサギ

ミニウサギ

  • サイズ:1.5〜3kg
  • カラー:正式なカラーはないが多種多様
  • 毛の種類:様々
  • 性格:様々
  • 賢さ:様々
  • 特徴:雑種で病気に強い
  • 短所:どうなるか分からない
  • 寿命:5〜8年
  • 価格:5千円〜1万円

カラーも性格も個性豊かなミックスうさぎのことをミニウサギと言います。

ミニウサギと言うのは通称名であって、小さいウサギと言う意味ではありません。小さい子もいれば大きくなる子もいて、成長する姿が楽しみなうさぎともいえます。

個体によって性格も様々で、成長とともに立ち耳から垂れ耳に変わる場合もあるなど、育てながらその子の性格や接し方を見極めていくことが大切です。

ミックスのため圧倒的に値段が安く、病気などにも強いため、費用を抑えたい方や初心者にオススメの品種でしょう。

アメリカンファジーロップ

アメリカンファジーロップ

  • サイズ:1.3〜1.8kg
  • カラー:白地に茶色のプチが人気
  • 毛の種類:長毛種
  • 性格:好奇心旺盛で人を怖がらない
  • 賢さ:人懐こいがマイペース
  • 特徴:垂れ耳、長毛でぬいぐるみのよう
  • 短所:毛の手入れが大変
  • 寿命:6〜10年
  • 価格:2〜5万円

垂れた耳と長い毛からぬいぐるみのような姿が印象的な品種です。

垂れ耳で毛の長い子がタイプだけど、小さい子じゃないと飼えないという人にマッチした点が人気の理由でしょう。

全体的に人懐っこくマイペースなロップですが、アメファジは好奇心も旺盛なため愛嬌も抜群な弟系うさぎです。

自慢のふわふわな日も維持するためには、十分なブラッシングと、良質なタンパク質を多く含む食事が欠かせず、お世話の時間を多めに取れる人に向いているでしょう。

ライオンヘッド

灰白色の目のうさぎ

  • サイズ:1.1〜1.7kg
  • カラー:顎下やお腹が白いチョコレートが人気
  • 毛の種類:長毛種
  • 性格:少し臆病だがおっとり
  • 賢さ:人懐こいが普通
  • 特徴:ライオンのようなたてがみ
  • 短所:毛の手入れが大変
  • 寿命:5〜10年
  • 価格:2〜3万円

小さな身体と耳にライオンのようなたてがみが特徴的な品種です。

まだ純血種として認められていませんが、ライオンのようなたてがみと人懐っこい性格からどんどん人気が高まって来ています。

歴史が浅いため形質に幅があり、首周りのたてがみのほか、体の脇にスカート丈の長い毛がある子もいます。

性格も幅広いのですが、全体的には落ち着きのある人懐っこい子が多いので、たてがみが気に入った初心者も飼いやすいでしょう。

ミニレッキス

ミニレッキス

  • サイズ:1.4〜1.9kg
  • カラー:ブラックが人気
  • 毛の種類:短毛種
  • 性格:甘えん坊で物怖じしない
  • 賢さ:人懐っこく賢い
  • 特徴:ベルベットのような手触り
  • 短所:足裏の病気
  • 寿命:6〜10年
  • 価格:1〜4万円

ずっと撫でていたくなるベルベットのような手触りが特徴の品種です。

一度撫でたらやみつきになる毛だけで無く、縮れていて存在感の無いヒゲや、筋肉質な身体つきもレッキスから遺伝していますが、一回り小さいのが特徴です。

人懐こく甘え上手で頭も良いため、可愛がられる後輩タイプでしつけやコミュニケーションを取りやすく、抜け毛が少なく週1回のブラッシングでも問題ないため忙しい方にもおすすめです。

足裏の毛が短い分、足裏に負担がかかりやすいため、ソフトの床材を弾いてあげましょう。

ドワーフホト

ドワーフホト

  • サイズ:1.0〜1.3kg
  • カラー:ホワイトに2色のアイバンド
  • 毛の種類:短毛種
  • 性格:好奇心旺盛で活発、臆病さが無い
  • 賢さ:人懐こいが気が強い面も
  • 特徴:眼の周りのアイバンド
  • 短所:縄張り意識が強い子も
  • 寿命:6〜10年
  • 価格:4〜7万円

全身真っ白なホワイトカラーに目の周りを縁取るアイバンドが最大の特徴です。

まるでアイラインをひいたような目の周りのアイバンドは黒だけでなくチョコレート色もあり、女子力が高めです。

好奇心旺盛な上、臆病な面があまりないため、一緒に外出することにもすぐ慣れるタイプが多いと言われており、見た目も相まって勝気なお姫様タイプと言えるでしょう。

気が強く縄張り意識が強い一面もありますが、飼い主にはよく馴れるため比較的飼いやすい品種と言えます。

ジャージーウーリー

ジャージーウーリー

  • サイズ:1.3〜1.6kg
  • カラー:青みがかった灰色が人気
  • 毛の種類:長毛種
  • 性格:大人しくクール
  • 賢さ:自己主張が少なく飼いやすい
  • 特徴:ふわふわの長毛だが手入れが楽
  • 短所:察してあげる必要がある
  • 寿命:5〜10年
  • 価格:3〜7万円

手触り抜群の長毛を持つ、フワフワもふもふのうさぎです。

美しい毛並みと、耳の間から生えたウールキャップと呼ばれる前髪のような飾りが特徴ですが、丸みを帯びたシルエットにくりくりの瞳も印象的です。

長い毛の割に絡みにくい形質のため、お手入れは意外と簡単で、初めてうさぎを飼うけど長毛種を探しているという人におすすめです。

自己主張が少なく手入れもしやすいですが、クールすぎて察してあげる必要がある子もいて、コミュニケーションを沢山取りたい人には向かないかもしれません。

イングリッシュアンゴラ

イングリッシュアンゴラ

  • サイズ:2.0〜2.9kg
  • カラー:ホワイトが人気
  • 毛の種類:長毛種
  • 性格:とても大人しく我慢強い
  • 賢さ:のんびりしていて抱っこも楽
  • 特徴:毛がとても長い
  • 短所:毛の手入れがとても大変
  • 寿命:5〜9年
  • 価格:6〜13万円

長い毛がゴージャスな、とてもおとなしいおっとりさんです。

全身艶やかなロングヘアーで包まれたイングリッシュアンゴラは、なんといっても毛の長さが特徴的で、顔まで隠れたモップのような子もいます。

おとなしい性格のため抱っこのしつけはしやすく、あまり動き回らず、のんびりしていることが多いようです。とにかくモフモフが良いという人におすすめです。

非常に絡みやすく繊細な毛質ですぐに毛玉ができるため、こまめなブラッシングが欠かせません。

フレンチロップ

  • サイズ:4.0〜5.0kg
  • カラー:チンチラに似た灰色が人気
  • 毛の種類:短毛種
  • 性格:穏やかでおっとり
  • 賢さ:優しく子供とも仲良く出来る
  • 特徴:垂れ耳最大
  • 短所:大きくスペースが必要
  • 寿命:5〜10年
  • 価格:6〜15万円

垂れ耳うさぎの中で最大の大きさをほこり、人懐っこく、優しいうさぎです。

成長すると約5キロと、垂れ耳うさぎの中で最も大きくなる品種で、身体もがっしりとしているため、うさぎの中では身体の強い方でしょう。

非常に人懐っこく、優しい性格で我慢強いため、力の加減ができない子供とも仲良くすることができるお兄さんタイプです。

ケージなど飼育には大きなスペースが必要となるため大人うさぎになったときにスペースが用意できるか、あらかじめ検討しておきましょう。

イングリッシュロップ

イングリッシュロップ

  • サイズ:4.0〜4.5kg
  • カラー:オレンジが人気
  • 毛の種類:短毛種
  • 性格:穏やかで
  • 賢さ:人懐っこく賢い
  • 特徴:長い耳
  • 短所:爪の手入れと温度管理が大変
  • 寿命:5〜10年
  • 価格:6〜13万円

ダンボのような長い耳が特徴的な垂れ耳うさぎのルーツです。

60から70センチほどの長いに耳が特徴で、ペットウサギとしても最も古い品種の1つです。

人懐っこく、穏やかな性格をしており、頭も良い為、非常にしつけやすいでしょう。

長い耳を傷つけないよう、こまめに爪をカットする必要があります。また暑さに弱いため、温度管理をしっかり行いましょう。

フレミッシュジャイアント

フレミッシュジャイアント

  • サイズ:5.9〜6.3kg
  • カラー:焦げ茶色、薄茶色、黒が混じった色が人気
  • 毛の種類:短毛種
  • 性格:穏やかで温厚
  • 賢さ:人懐っこく人と仲良く出来る子が多い
  • 特徴:大きな耳と身体
  • 短所:とにかく大きく手入れが大変
  • 寿命:6〜9年
  • 価格:7〜15万円

大きな身体と、大きな耳がチャームポイントのうさぎです。

大人になると10キログラムを起こすこともあり、ぴんと立った大きな耳も特徴的です。

とにかく大きくなるためけいじのスペースが必要で、抱っこやブラッシングも一苦労。毎日の食費もかかります。

ですが、人懐っこく愛らしい性格から大型種を飼ってみたいと言うベテランうさ飼いに人気があります。

性別による違い

仲の良いオスメスうさぎ

ある程度飼いたいと思う品種が縛られてきたら性別についても考えておく必要があります。

一概には言えませんが、オスとメスで性格にある程度の傾向があり、成長とともに性的な行動が見られる思春期になると、オスとメスの違いはさらにはっきりとしてくるでしょう。

避妊手術や去勢手術の問題もあるため、それぞれの違いを理解した上でどちらにするか決める必要があります。

オス

 

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オスはどんな子?

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やんちゃで寂しがりな子が多いのじゃ

 

オスはやんちゃな暴れん坊や、寂しがりやの甘えん坊が多い傾向にあります。

縄張り意識が強く、思春期にはスプレー行動(おしっこを撒き散らす行動)やマウンティングなどの問題行動がみられるでしょう。

しつけや去勢手術で改善されることもあり、去勢手術の場合、生殖器の病気のリスクが抑えられますが、費用が1〜3万円程度かかります。

メス

 

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メスはどんな子?

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大人しく飼いやすい子が多いのじゃ

 

メスの方がおとなしい性格で、人見知りもしないので飼いやすいと言われています。

ケージ内を守る意識が強く、思春期や妊娠していないのに巣作りをする偽妊娠中は気性が荒くなり抱っこさせてくれない場合があります。

メスの場合、矯正手術をしていない3歳以上の子が子宮の病気にかかかる率は50%以上とも言われており、避妊手術が勧められますが、費用が2〜5万円程度かかります。

うさぎの寿命

うさぎと美少女

うさファンクラブという会社が1万羽を調査した結果では5,6年という結果が出ています。

しかし、飼育知識の普及や餌などの飼育用品の改善などによって年々平均寿命は伸びて来ているのではないかと言われており、7〜12年程度と言われる場合もあります。

データの出し方が明示されていないことやデータ量が少ないことが多く、おそらくどのデータも人間のように異常値を省くような複雑な計算式は使われていません。

品種ごとに平均的な寿命を記載しましたが、実際にはどの品種も6〜8年程度だと考え、正しい飼育知識と病気の知識をつけ、8年を超えられるよう努力することが大切でしょう。

うさぎの飼い方

餌を食べるうさぎ

一人暮らしや賃貸住まいの方にもオススメのうさぎですが、どのような世話やしつけが必要なのかも把握しておきましょう。

また、ペットを飼う上で気になる臭いや鳴き声、しつけがどの程度まで可能なのかについてもまとめました。

本当に飼うことができるのか、途中で飼えなくならないか真剣に考える必要があります。

必要な世話

品種によって変わってくるところもありますが、最低でも下記のお世話が必要になってきます。

  • 朝晩(夜)2回の餌替え
  • 毎日のトイレ掃除
  • 1日30分〜1時間程度の部屋んぽ
  • 2〜3日に1回のブラッシング
  • 月一回程度のケージと飼育用品の掃除

餌はメインの牧草と、栄養を補うための専用のペレットを与える必要があり、12時間以上の絶食は命の危険があります。

忙しい方は牧草をいつでも食べられるようにすることでカバーできますが、中々お家に帰れない方には難しいでしょう。

しつけ

 

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うさぎはしつけ可能なの?

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ある程度までは可能じゃ

 

芸を覚えるまではになれるかは個体によりけりになってきますが、トイレや名前であれば殆どの子が覚えてくれます。

トイレについては完璧に覚えるのは難しい場合もありますが、うさぎ専用のケージであれば網目状の床材から下のトレイに糞や尿が落ちて簡単に回収できるようになっています。

個体にもよりますが、慣れてくれば名前を呼ぶと甘えに来たり、歩いてくるとついてくる、抱っこさせてもらえるようになります。

臭い

 

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うさぎの臭いは気になる?

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きちんと世話していれば臭わんぞ

 

ペットを飼う上で気になるのが動物の臭いが部屋や服についてしまわないかではないでしょうか。

自然界でうさぎは命を狙われる立場であり、臭いを残すことは危険なため、うさぎ自体に殆ど臭いはなく、元々決まった場所でトイレをする習性をもっています。

また、草食動物のため糞にも殆ど匂いがなく、乾燥していて手で持てるほどです。

尿は放置すると臭いますが、毎日5〜10分程度で終わるトイレ掃除をきちんと行っていれば問題なく、気になるようであれば吸収率の良いトイレシーツを使うと良いでしょう。

鳴き声

 

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鳴き声がうるさいとかはない?

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うさぎはおとなしい生き物じゃ

 

賃貸住まいの方は鳴き声がうるさくないかも気になりますよね。うさぎの場合はほとんど鳴く事がなく、鳴いても小さな声でブーブーと単発で鳴く程度です。

うさぎが鳴いている場合には、それだけ伝えたいことがある時なので、なぜ鳴いているのかよく観察する必要があります。

鳴き方にはバリエーションがあり、慣れてくると怒っているのか喜んでいるのかもわかってくるため、コミニケーションも可能でしょう。

必要なものや値段

お金とお家

うさぎを飼う場合にはどの程度の費用がかかってくるのでしょうか。

もちろん生体を飼っただけでは飼育することができず、最初に買い揃える物、毎月必要になってくるもの、場合によっては必要なものや突発的に必要になる費用があります。

それぞれについて簡単にまとめました。

最初に必要なもの

うさぎを飼う場合に、最初に必要になってくる用品とそれぞれの値段についてまとめました。全部で大体2〜3万円程度の費用がかかって来ます。

  • ケージ:10,000円前後
  • トイレ:2,000円前後
  • 水入れ:1,000円前後
  • 牧草入れ:1,000円前後
  • ペレット入れ:1,000円前後
  • ケア用品:1,000円前後
  • キャリーバック:3,000円前後
  • 温湿度計:1,000円前後

うさぎの生体の費用も最初に必要になるため、平均すると5万円程度は必要になってきます。

一度買うと殆ど買い換えることのないものばかりですが、難しい場合ミニウサギなどのような他のうさぎに比べて安い品種にし、3万円程度で飼い始めることもできるでしょう。

毎月必要になるもの

毎月必要になるものはあまり多くなく、全部あわせても3,000円程度で飼育することが可能です。

  • 牧草:1,500円前後
  • ペレット:1,000円前後
  • トイレシーツ、トイレ砂:500円前後

牧草やペレットにどこまで良いものを与えるかにもよって変わって来ますが、ペレットやトイレシーツは1ヶ月で使いきれないため、日数から割って算出しました。

毎月5,000円用意して余ったお金を貯金し、おやつやおもちゃ、病院代として利用するうさぎ貯金を行うのもよいでしょう。

その他必要なこともある費用

必ず必要、絶対にかかってくる費用というわけではありませんが、場合によっては費用がかかってくるものもあります。

  • ハウス、かじり木、おもちゃ:必要であれば
  • おやつ:必要だが毎月切らすほどでもない
  • サークル:部屋に危険物が多い場合
  • ハーネス、リード:外で散歩をする場合
  • 病院代:健康診断や病気の場合
  • ペット保険代:病気に備える場合

この中でも注意しないと行けないのが病院代でしょう。人間には健康保険というものがあり実質3割程度しか負担していませんが、ペットは全額負担する必要があります。

しかし、うさぎは身体の不調を隠すことから、飼い主が気付くレベルでは病院にいった方がよいため、うさぎ貯金やペット保険で備えておいた方が良いでしょう。

他の動物との共生

うさぎと犬

他の動物や子供・赤ちゃんがいる場合には、注意点やうさぎを飼わない方が良い場合もあります。

よく飼われているペットとの相性や、赤ちゃんや子供がいる場合の注意点についてまとめました。

途中で飼えなくなったり、不幸な事故を起こさないためにもよく考えて飼うようにしましょう。

他のペットとの共生

 

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犬猫との共生は可能?

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猫は難しい場合が多いぞ

 

小鳥や犬との相性が良いですが、猫やフェレットは避けましょう。

普段は仲良くできても、犬猫にとっての甘噛みやじゃれているつもりが、うさぎにとっては致命傷となりかねません。特に猫やフェレットにとってうさぎは獲物のため危険です。

モルモットなどの草食動物同士も上手くいく可能性が高いですが、共通の感染症などには注意する必要があります。

赤ちゃんや子供

 

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赤ちゃんや子供がいても大丈夫?

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うさぎが怪我しないよう注意が必要じゃ

 

噛み癖などがなければうさぎ側が傷つけることは殆どありませんが、ケージから出すときには念のため赤ちゃんを手の届かないところに避難させましょう。

子供の場合は逆に、力の加減ができず叩いたり、うまく抱っこできず落とすことでうさぎを怪我させる可能性があります。うさぎの骨は弱いため注意しましょう。

また、換毛期は抜け毛がひどいので、アレルギーが出ないよう別の部屋に移したり、換気、ブラッシングをこまめに行う必要があります。

うさぎを手に入れるには

ペットショップ

うさぎを手に入れるにはペットショップやブリーダーから購入する、知り合いから譲ってもらう、里親の募集をしている団体などから引き取るなどの方法があります。

いずれの入手ルートでも、直接うさぎと対面して自分の目で確かめてから決めることが大切です。

うさぎを迎えてからこんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、よく見て聞いて納得した上でかけがえのない我が子を選ぶようにしましょう。

ペットショップやブリーダー

 

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うさぎはどこで手に入れるの?

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ペットショップかブリーダーから買うのが一般的じゃ

 

昔は犬猫しか取り扱っていなかったペットショップも、今はほとんどがうさぎも取り扱っています。

うさぎの姿や行動健康状態などを自由に観察して決めることができ、飼育ケージなどのペット用品を揃えるのにも適している点がペットショップのメリットでしょう。

ブリーダーとは動物の繁殖を専門に行っている人や業者のことで、特定の品種の繁殖を行っている場合が多く、その品種の知識や飼育経験も豊富です。

その品種について詳しく聞いたり、相談することができる点と、気に入った子の親を見ることもできる点がメリットでしょう。

知人や里親募集でもらう

 

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買う以外に方法はないの?

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知人や里親として譲り受ける方法もある

 

うさぎの出産は1度に4〜10匹ほど生まれるので、知り合いなど一般家庭で生まれた仔うさぎを譲ってもらうという方法もあります。

譲り受ける場合は完全に離乳して胃腸の状態も安定した2ヶ月以降がベストです。また近親交配だと健康上のトラブルが起こりやすいので近親交配でないことも確認しましょう。

学校で増えすぎた仔うさぎや、愛護団体が保護した大人のうさぎがインターネットやうさぎ雑誌を通じて里親を募集している場合もあります。

里親となる場合も、なるべく実際に見に行った上で納得して選ぶようにしましょう。

選び方

手のりうさぎ

やっとうさぎを選ぶ段階に来ましたが、見た目だけで決めてはいけません。

性格や健康状態を確認し、今までの飼育環境やフードについても聞く必要があります。

店内や飼育環境が清潔で、うさぎに関する知識やグッズの豊富なお店が良いでしょう。うさぎの活動が活発になる夕方6時以降に確認すると実際の性格がわかりやすくなります。

健康チェック

仔うさぎは急に体調を崩すこともあるため、ペットショップではわからない場合もありますが、下記の健康チェックで事前にわかる範囲は確認しましょう。

  • 生まれて2ヶ月以上経っているか
  • 耳の中はきれいか
  • 目やにが出ていないか
  • 鼻水は出ていないか
  • 口周りによだれはないか
  • 怪我や脱毛はないか
  • うんちやおしっこで汚れていないか
  • フケやかぶれはないか

餌の食いつきは良く、フンはちゃんと乾燥して丸い状態か、おしっこをしないなど不自然な点はないかも確認すると良いでしょう。

健康チェックはお店の人に抱っこしてもらうとやりやすくなります。

性格の確認

 

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飼う前に性格はわからないの?

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思春期で変わることもあるぞ

 

うさぎが緊張していたり、仔うさぎで状況が良くわかっていない場合には、ペットショップで見た姿と家での性格が違う場合もあります。

特に思春期以降の性格はどうなるかわからないため、ペットショップで完全に見分けるのは不可能ですが、ある程度の傾向は知っておくことができます。

両親うさぎの特徴や性格などが分かるのであれば店員に聞くようにし、わからない場合も普段の様子を聞いておくと良いでしょう。

また、店員に確認して、ケージ内に手を入れ、近寄ってくるのか、気にしないのか、怖がるのか攻撃的になるのかなどで大まかな性格を見ることもできます。

まとめ

うさぎは人気の品種だけでも12種類以上あり、さらにカラーが豊富なため必ずあなたに合った種類が見つかるでしょう。

また、うさぎを飼う前には品種やカラーだけでなく、必要な費用や世話、うさぎのことをよく知り、最後まで面倒を見れるかどうかしっかりと考える必要があります。

もしうさぎの魅力を知って飼うことに決めていただいたのであれば、より詳しくうさぎの飼育について勉強していきましょう。