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最近イライラが酷くて
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飼育環境に問題があるかもしれんの
この行動は嫌がってる?この症状はストレスが原因?不安になることってありますよね。
うさぎはとっても臆病な動物なので、ちょっとしたことでもストレスで体調を崩します。
ストレスの原因を知り、対策を行うことで、うさぎは健康で長生きになるでしょう。
この記事では、ストレス時の行動、原因と対策、上手な触り方や解消法をまとめました。
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ストレスを感じた時の行動・症状
うさぎはストレスを感じた場合、硬直して動かなくなってしまうことが多いです。
そのため、飼い主さんには、リラックスしているのか、ストレスなのか分かりにくいもの。
見極めるポイントは表情。目を細めている時は、リラックスしている証拠です。
逆に、目が見開いたり、下記のような行動が見られる場合は、ストレスを感じています。
- 前足でパンチ
- 飼い主を噛む
- 足ダン(スタンピング)
- パニックになる
- ビクッと驚く
ストレスが原因の症状
また、不適切な温湿度管理や、不衛生な環境で、日常的にストレスを感じている場合も。
その場合には、下記のような症状となってうさぎに表れます。
ただし、これらの症状が出ている場合には、病気にまで進んでいる可能性が高いです。
それぞれの病気を確認し、適切な対応をするようにしましょう。
- 毛が抜ける→皮膚炎
- 涙が出ている→結膜炎
- 食欲不振→うっ滞
- 下痢→コクシジウム症
不満がある場合の行動
- ケージをかじる
- ものをひっくり返す
うさぎがわがままになってしまうと、上記のような行動がみられます。
これらの行動は生後6ヶ月以降の思春期にみられ、対応の仕方が非常に重要です。
変に反応すると問題行動を助長してしまいますので、基本的には無視をしましょう。
ケージをかじる場合、部屋んぽの時間が不定期、長すぎることが原因かもしれません。
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ストレスと勘違いしやすい行動
- かじり木などを噛む
- ほりほり
- 毛づくろい
これらの行動は、一見ストレスを感じているように見えますが、本能的な行動です。
基本的には暖かく見守り、かじり木や穴掘り用のおもちゃを与えても良いでしょう。
ただし、やりすぎている場合には、ストレスを発散しようとしていることも考えられます。
その場合は、何が原因なのかを見つめ直し、上手に解消してあげる必要があるでしょう。
ストレスを感じる原因・対策
うさぎは、実に様々なことが原因でストレスを感じます。
しかし、基本的には日々の飼い方に原因があることが多く、軽減することも可能です。
とくに仔うさぎや高齢のうさぎはデリケートで、ストレスの少ない生活が求められます。
うさぎがどのような原因でストレスを感じるのか、どう対策するのか知っておきましょう。
- 温湿度やレイアウトの変化
- 不衛生な環境や多頭飼い
- 栄養や運動の不足
- 慣れない抱っこや触り方
- 引越しやホテル・入院
温湿度やレイアウトの変化
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ないがしろにされやすいのは湿度だね
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温湿度計を置いて必ず確認じゃ
うさぎを飼育する上で、もっとも重要なのが、温湿度の管理です。
うさぎの適温は16〜26度、湿度は40〜60%が適切で、急激な温度の変化も体に毒です。
日本では殆どの季節でこの範囲に当てはまらないので、エアコンなどで調整しましょう。
また、レイアウトもなるべく変更しないように、環境が急激に変わることを防ぎます。
不衛生な環境や多頭飼い
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消毒はめんどくさいわ
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ペット用の消毒スプレーが便利じゃ
不衛生な環境はうさぎのストレスや菌の増殖に繋がり、病気の原因となります。
トイレや食器、給水ボトルは毎日、ケージも月1回は掃除するようにしましょう。
また、うさぎは1匹での飼育が望ましく、複数飼っている場合はストレスになります。
複数飼っている場合には、それぞれの相性をみて対処するようにしましょう。
栄養や運動の不足
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どんな餌が良いのか分からない
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必ず成分を確認が必要じゃ
うさぎに栄養や運動が不足している場合、痩せすぎや肥満の原因となります。
牧草をメインに与え、栄養を補うためのペレットも年齢に合わせたものを選びましょう。
原材料が何の牧草なのか、何番刈りの牧草なのかも重要です。
また、運動不足にならないよう、毎日30分〜1時間は、部屋をお散歩させましょう。
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慣れない抱っこや触り方
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ベタベタ触られるのは好きじゃない
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少しずつ慣れてもらう必要がある
うさぎが新しいお家や飼い主に慣れないうちから、抱っこするには注意が必要です。
まずはお家に慣れてもらってから触るようにし、飼い主にも慣れたら抱っこです。
触る場合は、うさぎの触られて嬉しい場所、嫌な場所を理解して触りましょう。
上手な触り方についてはこの記事の後半にまとめました。
引越しやホテル・入院
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ホテルや病院は嫌い
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行かないといけないこともある
引越しやホテル、病院などの慣れない環境は、うさぎにストレスがかかります。
しかし置いていくわけにもいかず、ホテルや病院でないとかえって危険な場合もあります。
2日以上の留守番で見れる人がいない場合は、ホテルに少しずつ慣らして預けましょう。
体調が悪い場合や、病気の可能性がある場合は、迷わず病院に連れて行きます。
MEMO避妊手術などでエリザベスカラーを付ける場合がありますが、獣医師とよく話しましょう。
うさぎにとってストレスになりますが、付けたほうが安全という場合もあります。
付ける必要性を聞いて、飼い主さんが納得した上で付けるのが良いでしょう。
うさぎの上手な触り方
うさぎは自然界で捕食される側のため、基本的に警戒心や縄張り意識が強い動物です。
触られるのがストレスな子もいますが、そのままでは毎日の健康チェックが出来ません。
病院に連れて行くこともできないので、元は嫌がる場合も少しずつならしていきましょう。
触られて気持ちいいことが分かれば、少しずつ触らせてくれるようになります。
触るときに気をつけること
触られるのに慣らしておかないとと、いきなりうさぎを触るのは危険です。
うさぎにとっては嫌なことだからこそ、まずは注意点を理解しましょう。
触られるのが怖いことだと認識されると、慣れにくくなってしまいます。
うさぎが興奮してる時は触らない
うさぎが興奮してる時に無理に触ろうとすると、嫌なことをされたと覚えます。興奮している場合は、触らず時間をおきましょう。
落下の危険がない低い場所で
触ろうとすると暴れて逃げ出すうさぎもいます。立ったまま抱っこしようとするなど、落下して怪我をする危険性がある場所では触らないでください。
優しく声をかけながら
触られる事はうさぎにとって緊張すること。安心してもらうために、優しく声をかけながら触りましょう。嫌な記憶として残さないことがポイントです。
うさぎが逃げた時に足や尻尾を掴まない
逃げられると反射的に足や尻尾などをつかみたくなるもの。ですが、うさぎにとってストレスですし、怪我をしてしまうこともあるため危険です。
触られて嬉しい場所
まずは、触られると1番喜ぶ、おでこや背中からそっと撫でてみます。
どうしても触られるのが苦手な場合は、おやつを使ってチャレンジをしても良いでしょう。
撫でられても大人しくしていたら、いい子だねなどと声をかけておやつをあげます。
撫でられると気持ちがいい、良いことがあると覚えてもらえば、こっちのものです。
今後のコミュニケーションが、スムーズに行えるでしょう。
おでこ
たいていのうさぎが喜ぶ場所。目の間から耳の付け根まで、指先や手のひらで少し強めに撫でると良いでしょう。
耳
疲れが溜まりやすいので、優しいタッチで指先で挟み、マッサージしてあげると喜びます。敏感な場所なので嫌がる場合も。
鼻
指先などで鼻の上を撫でると喜ぶうさぎが多いでしょう。鼻の両側を挟むようにしても喜びます。
頬・口周り
頬も気持ちいいポイントです。口元から頬へと指先で円を描くように触ります。
背中
触れやすいポイント。肩からお尻のほうに向かって、手のひらで全体を優しくなる撫でてあげましょう。
MEMOうさぎが気持ち良い撫で方は、毛並みに沿うように撫でる方法です。気持ちよさを覚えてもらい、触れることに慣らしましょう。
触られてストレスな場所
うさぎの嫌がる場所を撫でると、触られるのが嫌な場所だと覚えられてしまいます。
しかし、毎日の健康チェックや、高齢期のマッサージで触る必要もある場所です。
まずは触られるのに慣れてから、少しずつ嫌な場所も触るようにすると良いでしょう。
おしり・しっぽ
お尻やしっぽは触られたくない場所。背中を撫でた最後にお尻を包むようにし、触れる程度にしましょう。
足
足を触ろうとすると、嫌がって蹴るうさぎもいます。足の骨は非常に脆いので、無理に触ろうとするのはNGです。
胸・お腹
お腹は触られるのが嫌な場所です。強く押したりすると胸が圧迫されるため、触る場合はごく弱めの加減で。
ストレスの解消・発散方法
どんなにうさぎのストレスを溜めないようにしても、多少のストレスは必ずあります。
そんな時に役立つのがストレスの解消用のかじり木やおもちゃです。
うさぎの本能に沿ったものを選べれば、うさぎも喜んで使ってくれるでしょう。
それぞれの選び方やおすすめのものをまとめました。
かじり木
うさぎにとってかじるという行動は、歯の伸びすぎを防ぐためにも必要な行動です。
かじり木などが用意されていないと、食器などをかじって不正咬合の原因にもなります。
うさぎがかじりやすく、誤飲しても安全なものを選ぶようにしましょう。
うさぎがケージをかじってうるさい場合は、フェンスとして使えるものがおすすめです。
ケージの金網に立てかけるように設置すれば、金網を噛んで持ち上げるのを防げます。
ネジも木で出来ているので安心ですし、ケージに対して小さければMサイズもあります。
おもちゃ
ケージの中や、部屋んぽ中におもちゃを与えると、うさぎは喜んで遊びます。
体を動かしたり、本能を満たしてあげることでストレスの発散になります。
様々なタイプのものがありますが、好みもあるので色々試すのも面白いでしょう。
うさぎがケージの中でほりほりを繰り返すようなら、穴掘り用マットがおすすめです。
穴掘りには爪を研ぐ意味がありますが、普通のタオルでは爪が引っかかって危険です。
マットの下に潜り込んでベットにすることもありますが、それはそれで満足のようです。
まとめ
うさぎはストレスを感じると硬直するので、リラックスしているようにも見えます。
うさぎの目を見て見開いているような、ストレスを感じているので原因を探りましょう。
飼育環境が適切でない場合や大きな変化、栄養や運動の不足が主な原因です。
原因を取り除くことも大切ですが、うさ飼い初心者は触り方にも気をつけましょう。
撫でられて嬉しいおでこや背中からはじめ、最初はおやつを使っても良いでしょう。
それでもある程度のストレスはたまるので、かじり木やおもちゃで上手く発散します。